2016「活動」報告
出口季里さんの棚卸し。
ことしは、ほんとうに、いろいろ、貴重な機会を得まして。ナミダを四方八方にちょちょぎらせながら、1年を送った次第でありました。
来年がどんな年になるかは、まだまだわかりませんが、ある意味どこかで走っていたいなと思っております。まだまだ。もう少し、いやもっと。
では、時系列に。記事にはリンクを張っておりますのでよろしかったらどうぞ。
おおきな紙媒体、あるいは異種格闘技(2016.01)
千々木駿介インタビュー(バレーボール・スター)
1月に発売された本なのだが、実はこのインタビュー自体の収録は、きょねんの秋だった。和歌山でおこなわれた国体の前日に大阪に入り、そのまま堺におじゃました。あたらしいキャプテンに為ったことについていろいろ伺っていた。
7年ぶりに紙の媒体に載ったことになるのだが(しゃしんもちょっと)、この本、B4なので、買いに行くのに別の袋がいる感じのやつなのだ。しゃしんのインパクトが強烈だった。
このときがどうであって、このシーズンがどうであって、更に今がどうであるか…考えるとちょとぐるぐるしちゃうな。そして中大は石川主将になったんだな。
2月、大分(2016.03)
セッターとして、チーム最年長として−木場田和希・浜崎勇矢
バレーボールマガジンでは初めて、大分でこのチームへの取材をする、ということになって、空港から現地に向かって、ホームゲーム前日に2本の取材をして、1週後のチャレンジマッチに前後して2本ともUPするという、たぶんことしいちばんの荒技をかまさせていただいた。
今になっても読み返すことがある。いろいろな思いをしかと受け止めて、ちゃんと伝えられたのか。それはよくわからないけれども(何せ、それは書き手の力量次第だし…)。
チャレンジマッチが終わり、黒鷲旗が終わり、ファン感謝祭で再び伺った大分から帰って、このときお話を伺った方の2/3がチームを去るという状況になったのは、ほんとうに驚くべきことであった。
宝を磨くようにして(2016.06-07)
『つなげたから』五十嵐元 引退記事(3)談話・ほか
その2月の大分が、前季・2015/16V・チャレンジリーグIの最終週だった。後になってわかったことなのだが、この週が、選手としての元さんのラストとなった。リベロで、という、非常にレアな状況ではあったわけだが。
ご本人には5月のファン感謝祭の後にお時間をいただき、お話を伺った。その後、ご縁のある方にお話を伺ったり、しゃしんをいただいたりしながら、じわりと仕上げていった。ほんとひとつひとつのことばが心に沁みたわけなのだ。
「テレビで指導者としての元さんを見られるのを楽しみにしています」と丸山さんが仰っていたわけだが、この取材ののち、筑波大学女子バレーボール部のスタッフになった元さんが、早くもてれびに映った、ということになるのだ(けれどもまだ見られずにいる)。
新しいオオカミ(2016.10)
「ヴォレアス北海道」始動 北海道から「かっこいいバレーボール」を発信したい
来年からのこの界隈が、どう動くのか。とある記事で報せを受けて、駆けつけた旭川の地に、きょねんお世話になったあの方が。それもまた、あたらしい門出だったわけだなと。なんというか、来年以降の自分が、自分なりに、きゅっと引き締まる、そういう時なのかもしれない。
いざとなったときの、ことばのつむぎ方、響き方(2016.11)
新主将に聞く−つくば・瀧澤陽紀
ついにこのひとがサンガイアの主将になった。今様のミスターサンガイア(しばしばすべる)。その弾む感と多くを考える過程と、それを形にするのに、思いの外時間がかかってしまった。開幕前に公開出来てなによりであった。