しろい美瑛

数日前、ついったーを見ていたら、美瑛の観光協会でちょっとしたバスツアーが催行されるというおしらせがあった。
美瑛には、一度だけ行ったことがあった（→エントリ＆Flickr）。このときは初夏。冬、どんな情景があるのか、知るよしもなかった。興味が湧いて、札幌に越してまもない*1ひとをお誘いして行くことにした。

美瑛へは、旭川までJRの特急で行って、旭川からは各駅停車に乗り換えていく。札幌から乗った特急はそこまで混んではいなかったが、観光客多々、という様相。各駅停車（1両編成のワンマンカー！）にはおおきなキャリーバッグを携えた人もおおく、いろいろなことばが飛び交っている、という、観光地なるところを訪れると割とよくある雰囲気。

バスツアーに集まったのも5カ国くらいからのひとびとで、同行されたガイドさんが3カ国語を駆使して案内するという、とても活気の溢れるツアーであった。

行った場所は、偶然にも、3年半前に自転車で行ったところと同じコースで、そのたびごとに「そのとき見た色彩」を思い出していた。真白な雪に染まるこの時期よりも、雪が溶けて、いろいろなものが実り始めてからの色彩こそが美瑛の神髄なのかとは思いつつも、そのときまた訪れたいという気持ちを喚起させられつつも、目の前の「白」の多彩さと頬に当たるもののつめたさに、気持ちが引き締まって洗われる、そういう感があった。

[ケンとメリーの木＆ちょうどご来訪のAIR DOさん]

[裏マイルドセブンなのだそうな]

[北西の丘、展望台へ巡礼するひとのれつ]

*1:もうまもなくもないか