/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

櫻田記念を見たので雑多なメモ

9人制を見たのがほぼ初めてで、でも初めてじゃないという感覚もあって、なんというか不思議なきたえーるの2日間であったわけで。
観戦記とかレポートとかそういうものを書ける気がしないので、以下見たチームごとにほんとに雑多なメモを羅列してみることにする。

しゃしんはこちらから。日曜分も追って。→201412|櫻田記念 | Flickr

その前に

ほんとに久々の9人制観戦だった

前に9人制を見た記憶が鮮明、なのも、同じ干支の頃だと気がついて白目を剥いているわけである。とある千葉方面にある、みずいろユニフォームの大学のBチームが9人制チームをつくっていて、そのチームを応援するあまり、其処の4年生にとって最後の大会を見に、そして自分の学生の〆に(?)、大分でおこなわれた(当時、秋開催だった)9人制総合を見に行くなどということをしていた。そのチームを応援して、負けたところでこちらに戻ってきた。だから、その頃の9人制がどうだったかとかそういうのを憶えているわけではない。そこそこ試合を見てて、9人制にはなんともいえない深みがあってその熟練した旨味が必要なのかなということにはだいたい気がついたりしたけど、そういうのは学生のうちには難しくて、でもそれを入口にして入っていったらまた違うのかもしれないな、などと、当時は思っていた(実際、卒業後の進路を9人制チームにしたAチームの選手が帯同したりしていた。結局見に行けなかったのだがね(・_・;)
それから、9人制のルールにどのような変更があったのかはよく知らないのだが、その後6人制のルールがえらく変わっちゃって、割と9人制のルールに寄り添ったところはあるのかも…という不思議な感覚はある(とはいえ、ネットを巡るもろもろについては、戸惑いながらの観戦ではあったわけだが)。

ンンン年を経て、なんだかまだ正体はわからないのだが、その「深み」の一端を見たり、それに触れたりすることができたのかもしれないという感慨と、2本目のサーブにいいものを持ってる選手ってすてきだなというのと、セッターがまるでマエストロじゃのーというのと。いろいろ思ったわけだ。

あ、年明け、春になる頃に、そのとき以来の大分行きを画策していたりするのは、この稿で書くことじゃないすね。

ここからは羅列の羅列

北見市役所

20141206|SumitomoEle.-KitamiCity.
9人制の北海道代表としてはかなりの割合で名前を聞くチーム(実際に見たことはなかったのだが)。流石に全国の強豪が選抜されて出てくる大会の中ではいろいろ厳しかったのだろうが、それでも見ているとどきどきたのしかった。
…つーか何にびっくりしたかというと、大学の時にビーチバレージャパン北海道代表で出てきたひとをそれ以来で見たことだったり。それって大分よりも前ではないかと。#5佐賀さん。道都、その折は紋別にキャンパスあったんだよなぁ…

リコーインダストリー東北

20141206|SANDEN-RICOH I.Tohoku
サンデンとの対戦で見たというのもあってか、なんというか懐かしかったり気になって響いたり、だったなぁと。全般的に、2008とか2009とかにその大学生の頃を見ている選手が多いというのもひとつの要素なのかもしれない。まっかなまーかいとか久々に見たし、その傍らにやっぱり水色だった永井とか。しゃしんの方もおげんきで何よりである。

サンデン

20141206|SANDEN-RICOH I.Tohoku
噂にはかねがね聞いていたが、なんですかこの関東1.7部オールスターズ状態。全体を見渡しても若いチームだなと思うけれど、実際に若いのだけど、いろんな可能性というか面白みというかこれから旨味が出てくるといいのかもしれないなというようなチームなのだろうなというのが率直な感想。
なんか修業感しか憶えていなかった感じの武大な方々が、それまで見たことのないような柔らかくて明るい表情でその場にいたことが、とても嬉しく目に飛び込んできたのである。亜細亜なひとの潤滑油っぽさも異常。え、左右対称コクシーず?見てたらむしょーにアタッカーはましょー*1が恋しくなりましたよきたえーるで。

JT東京

20141206|ChubuTokushukai-JTTokyo
思いがけずわたくしの心にいろいろ響いてしまったチーム。響き方にびっくりしてしまった。
もともと個としてキニナル選手はいろいろいたのだけど、それだけの話ではなかったようだ。6人制の国体和歌山みかん選抜で見た堀内しゅしょーを見てると、自然と9人制の手ほどきを受けているようであるし、ex.広島勢の中山には新たに魅力を引き出された感じがするし、大学界隈でリベロで見た記憶のある選手が3人ほどいたけど(湯野、後藤、そして佐々井も!)それぞれにサーブとかレシーブとか攻撃面でもおもしろい存在感を醸し出していたし、うーむ。上手く言えないけどなんというか、また見たいんだよなぁ。と思ってしまっただけでもどうなのだ。セッター水崎と石井の遣いわけ、というのもなんかたのしかったなぁ。水崎はわたしが見たことのある西高OB3人のうちのひとりだ。

横河電機

20141206|Yokogawa-SumitomoEle.Itami
こりゃまたすごく関東というか明治というかそんな感じにどきどきわくわくする布陣なのだが、残念ながらあまり近くでは見られなかった。折しも中央が18年ぶりに全カレを制したその日に早坂川畑の並びでレセプションに入るところを見かけておおおと思っていたのだが、よくよく考えると、学生の時にかぶっていたわけではないんだなぁと(えっそんなに…と驚いてみたりもする)。

住友電工

20141206|SumitomoEle.-KitamiCity.
チームとしては世代交代途上だというのも音に聞く。若いけれどあごひげが素敵な五反分ぶらざーず(みょうじがよめない)が気に掛かったりしつつ、じっくり見ていたりした。確か一時期池ノ上三兄弟揃っていたんだっけとかすいうことを頭に浮かばせたりしつつ。
日体91の田井中が入ったのがこのチームで、北見市役所戦では途中から出ていてこのしゃしんの左から2人目にいたりする。あっ富士通見られなかった(なぜここにかく。

住友電工伊丹

20141206|Yokogawa-SumitomoEle.Itami
さきの住電は大阪のチームだが、こちらは兵庫のチーム。ことしもはしおかさんが見られました(ことしは国体に行かなかったからなぁ
順位トーナメントの決勝まで勝ち上がってきてサンデンと対決したが、フルセットで敗れた。

JFE西日本

日曜はおんせん*2からかけつけたので午前中見られなかったのだが、1回戦で住友電工を、準決勝で横河電機を破って勝ち上がってきたのである。決勝戦は非常に手に汗握る試合になったがしゃしんは追って。

東レ愛媛

20141206|SumitomoEle.-TorayEhime
ほんのちょこっと見られたのである。確か9人ギリギリかそれよりちょっと…くらいの布陣であまり大きくなかったのだが、すごく元気に溢れていて魅力的なチームだった。

中部徳洲会病院

20141206|ChubuTokushukai-JTTokyo
ちゃんぴおん。いろいろ危ない場面はあったけれども、今回もちゃんぴおん。やっぱり、たたかうツボを心得ているんだろうなぁ。上手く言語化できないけれど。
なんか北の地にあたたかい風を運んでくださったのだが、大会が終わった翌日に沖縄で雪が降ったというついーとを見かけたのは、気のせいであろうか。
実はずっと気に掛かっていて見られてよかったなと思ったのが#11當間。東西インカレでしばしばリリーフサーバーとして出場していて、そのアナウンスとともに記憶にあったのだが、9人制だとまたひと味違う存在感を醸し出してくる選手だなぁとしみじみ。

何言ってるんだかわからないけど、ほんとに…いろいろなチームや選手やプレイや…というか、9人制そのものを、見られて嬉しかったのだ。それだけは確かだ。

*1:わたしにもデリカシーはあるので、強調は避けました

*2:じょうざんけい。いいゆでした