/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

9月が終わらなかった

奇数月はお相撲のある月で、偶数月はお相撲のない月だ。しばし自分の中ではそうだった。

だけど、今年の夏、7月場所のくせに8月まであったあたりから、だんだんずれていった。そして、ついに、ことし、9月が終わらなかった。

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「強そうな御嶽海」。
最近ハマっている赤青鉛筆(大丸藤井セントラルで69円)でとても描きやすかった。

↑の大関はいつの日か。

というのは置いといて、今年の9月は40日を過ぎた。たぶん。

確か、9月の27日に9月場所が終わって、そのまま番付編成会議に突入、9月の末日に正代のところに使者がやってきて、正代が四文字熟語を噛まずに述べて、鯛持って、くまモンに逢って、そして、気がついたら9月31日がやってきたんだった。

大関が3人になる。

9月場所は、直前に、二人の横綱が休場ということになって、大関に突然さらなる重力がふりかかってきた。その後のことは3日ほど憶えていない。漠然と「だれかおおぜきになったりしないかなー」と思っていたりした。前半はそんな感じだったのだが正代が押し寄せてきた。押し寄せてそして大関昇進まで一気に……

おお、三大関だ。しかも、三者三様、むちゃくちゃ面白い顔ぶれが揃うのだ、と場所のあとに思い、9月30日にさらに実感した。このあと4人になるか2人になるかそれは誰にもわからないが、今の状態での三大関を描いてみたいなあと思い始めた。

思い立ったが吉田、とはよく言ったものだが、結局どんなふうに展開したら良いのだろうかと思っているうちに、1週間くらいかかった。その間にボリュームの大きな出来事がいろいろあったのも手伝った。結局、なぜか手許に残っていた水彩紙の横綱・アルシュのハガキにそれぞれを描いてみることにした。やさしくつよくしたたかに、みたいな、それぞれのテーマを持った。テーマじゃないところがにじみ出て来るとよいなあと思ってもいた。

紙や筆や色を自在にあやつれないなりに、3人同時進行(スタートにはちょっとばらつきがあったが)はけっこうたのしかった。土日で目鼻をつけて、最後にしゅっとアクセントを入れた。10月12日こと9月42日に描きあげた。そしてこのテキストを書いているのは、9月43日。たのしかった、の余韻、それなりにある。

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この件に関しては、やっと10月になった感。しばらくは、普通の偶数月を過ごしてみようと思っている。

なお、奇数月にはこれからエントリが増えそうなnoteのマガジンはこちらにつくった。「よりきり」は、いちばんメジャーな決まり手だと勝手に思っている。

こいつ何騒いでいるんだろうと思ったとき、よろしかったらこちらを。大したことは書いていない。たぶん。

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