/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

まだまだできない総括に代えてほんの少しだけ

時間は留まった。

留まったと云うよりは、その方向へは全く作用しなくなった。止まってはいないから、日々髪も伸びれば腹も減る。心象の風景とは裏腹に、雪は次第に溶けて(あれっ昨日降ってたような気がするけど気のせいだ)、春は着々とこの地にもやってきつつある。

f:id:dhalmel:20200222181718j:plain

お誕生日おめでとうございます。

結果的にV2開催の最終週となったのがカピオ(と稲城)だった。そこから1ヶ月余。突然終わっちゃったシーズンを、しゃしんを何度となく振り返りながら、総括を試みつつ、まとまらずにいる日々が続いている。

サンガイアにとっては難しいシーズンだったと思っている。勝ち負けのことばかりではない。勝ち負けでいっても、連敗と連勝を繰り返す、安定し難い部分はあった。岐路となる試合、ということで思い起こすと、おそらく、愛知でトヨタに勝った試合、東村山でヴォレアスに打ちのめされた試合、そして、このカピオ、というあたりになるのかなという気がしたり、しなかったり。

中でも、特に年が明けてから難しいテーマとしてのしかかったと思われるのが、どんな布陣で進み、どう切り替えられるかというところだったのだろうと。「みんな」が士気をそのままに、その先にすすめる態勢を持ち続けられたかと云うと、それは難しかった、そして、いつからになるのかわからない、「このあと」への課題は、残っていくのだろうと。

シーズン中を遥かに超える難しさの中に在るだろうと思われる現在、それぞれの現場に散って奮闘しているサンガイアの方々がどんなふうに過ごしているのだろうか、みなさんお元気ですかという思いは持ちつつ、それを現すことに躊躇している。現せないことに苛立ちを憶えつつまぶたを閉じると、このシーズンのあいだ、少しずつ、少しずつ存在感を増していったひとの存在が鮮やかに浮かび上がっていた。シーズンが終わる頃には、開幕前や直後の頃のことが信じがたいくらいに、おおきく映っていた。難しいシーズンを、乗り越えながら、だったのだということを、噛みしめてみた。振り返るという行為をするときに、かならず浮かぶフレーズであることを、改めて思い出した。

またその続きをちゃんと見られればいいなと思っている。

いっしょうけんめい、げんきでいよう。また。