/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

カピオの10セット

新型コロナウイルス対策で、さまざまなイベントに関して中止や規模縮小の動きが出ている。ちょうどV3が終わって、今週になってから、大きな動きが出てきた。これはV.LEAGUEに関しても例外ではなく、20日に「新型コロナウイルス感染症に対する対応について」という通達が出された。この後予定されている公式戦( V1ファイナルステージ、V2レギュラーラウンド、男女チャレンジマッチ)は予定通りおこなうが、チームや選手とファン等との接触、交流は極力控える、という方針が打ち出された。V2に関してはその通達をベースに、各ホームゲームで何をやって、何をやらないか、というところについてはホームチームの判断に委ねられた部分はあるようだ。前日までに、開催チームからのメッセージが出され、見る者も心の準備をして、マスクをして、入り口でアルコールスプレーを噴きつけ(そうだよなカメラも消毒しなくちゃな)その場に臨んだ。

(以下心の声)

んったって、なんでつくばカピオ開催となると、なんか予期せぬことが起こるんだぁねぇ。忘れもしない、2011年3月12日からの開催。肩に力を入れて出場チームの紹介記事などあげていた。11日は明日何時に家を出ようかなどと考えを巡らせながら金曜の仕事にいそしんでいたが(ここで音声は途絶える)

dhalmel.hatenadiary.jp

とか、2014年の2月だって、首都圏大雪と予報が出て、その通りに雪がいっぱい積もって、雪に翻弄されて(帰りの飛行機が3時間遅れたとかあったなあ)、その中で開催されたが、現地にたどり着けなかった方や、帰るのに難儀した方は多々いらっしゃるというし…なんというタイミングなのだと。いちどお祓いをしたほうがよいのではないかと。

(心の声ここまで)

今回だってだ……けど、試合は普通におこなわれる。もうそれだけでじゅうぶんだ。今回、控えてと言われているようなことって、たぶん、初めてここで試合を見たときには、していなかったし気にしてもいなかったよな、ということを思い出しつつ、受付横に立つきゃぷてん等身大パネルに一礼?し、試合会場の中へ向かった。

第1試合の大同特殊鋼-埼玉、第2試合のつくば-きんでん、ともにフルセットになった。つまり、たっぷり10セット、この場で力のこもったバレーボールを見ることができた。もうそれだけで、それだけでもう…だ。試合個々について思うところ、言いたいこと、満足したこと、できなかったこと、いろいろあるのだが、試合の流れの中で、どのプレイをどうとらえるか、ということについて、思いを致した時間ではあったのかなと考えている。

f:id:dhalmel:20200222170657j:plain

一丸の意味を問いつつ、その場で見るまで、そして、そのあとも、問いつつ。

七色のサーブをお土産に。見せたり動かしたりしたことが、時間経ってから効いてくることって、バレーボールにはいろいろあるのだろうが、その片鱗を感じたのが、はまさんのサーブだったなと思った。セットの中で、序盤手前に落として1点、何回か回った後終盤に、強いのがコート右奥に突き刺さってもう1点。