/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2019北海道秋季リーグ 1部リーグ最終日

今回は現地に足を運べない日も少なからずあり、2部大会は2部ばかり見て(それも1日)、たぶんきのう1日で1シーズン分くらい集中して見たような感じになったのであった。チャレンジマッチ(4部-5部間の下克上大会。5部が勝つと、そのまま翌週の3部との入替戦に進出する)開催日でもあったため、試合開始が11時といつもの4試合よりも遅かったのだが、その4試合が男女ともとてもよくもつれたため、試合終了が19時近く、閉会式と記念撮影が終わって会場を出たときにはもう20時近かった。

2部以下の入替戦を残している(11月2日、北星学園大学にて。行けぬ)とはいえ、この日で、大半の「北海道での大学バレー」開催が終わったのだなあという思いは大きい。スタンドにも、とてもお久しぶりの方々が多くいらっしゃっていて、ああこういう日であると認識を新たにした。

f:id:dhalmel:20191026180447j:plain

終戦は男女とも北翔と東海札幌が対戦し、いずれも優勝出来なかった方が最終戦を勝った。

閉会式では小坂学連会長の挨拶の中で「男女とも拮抗し、大きな順位の変動もあったシーズン」ということばがあった。勝ち負けまではいかなかったかもわからないが、今回入替戦に回った北大、北星のちからも大きく、1部の中での熱さは増していたと思う。入替戦で3つのフルセットを戦ったが惜しいところで届かなかった道都の切れ味も良かったが、最終日は札教がそれ以上の戦いだった。朝から晩まで声を出しっ放しになった。

語り尽くせぬことがいっぱいあるのだが、ほんとにほんとにいっぱいあるのだが、気がつくとシーズンがひとつ終わりそうになっているのだ。どのくらいのひとが、この先の何処かで見られるのかはわからないけれど、それはそれとして。

北海学園は2013年秋以来、6年ぶり(それを記憶の引き出しから出せるくらいの期間、この地で見続けているんだな、と、別の意味で驚いているのだが)の3位になった。ことしから4位でも全カレに行けることになったが、それでも3位というのは一入のよろこびである。札大は4位ということで、しかも途中の戦いを含めて本意ではない部分があったのだろうが、それでもこの日の前半のつよさにはポテンシャルの高さを感じた。

終戦に関してはなんというのだろうか、久しぶりに感極まったなあと。以前、バレーを見ていて感極まるようなことがあるのかねと問われ、いくつかあると答えながら思い出したことがあった。ああ、この組み合わせだと、春の最終日に見たことがあったなあと思いだした。このときは北翔で、だった。このときの1年生が、今、最後のシーズンの最後の試合を戦っていた、だった。

dhalmel.hatenadiary.jp

ことばが出ないので、またしゃしんを貼る。カメラだけは飽和したのだ。そこから、いっぱいいっぱい、きらきらしたものを、ピンセットで摘まんで、フィールドにおきつづけているのだ。

f:id:dhalmel:20191026175908j:plain

f:id:dhalmel:20191026183403j:plain

f:id:dhalmel:20191026183455j:plain

男子最終順位と個人賞

最後に会場で発表された最終順位と個人賞について書く。恐らく、今回発表された最終順位は、順位決定リーグ(と、入替戦)を経た、成績を踏まえてのものと思われる。男女とも1部チームが2つ残留を果たした。

  1. 東海大学札幌校舎 7-1(セット率5.5)
  2. 北翔大学 7-1(セット率2.75)
  3. 北海学園大学 3-5(セット率0.76)
  4. 札幌大学 3-5(セット率0.71)
  5. 北星学園大学(入替2-1、セット率2.67)
  6. 北海道大学(入替2-1、セット率1.2)

スパイク賞 小泉響輝(こいずみひびき)北翔大学#12・3年
ブロック賞 佐藤寛太(さとうかんた)北海学園#14・2年
サーブ賞 吉田侑平(よしだゆうへい)札幌大学#16・2年
猛打賞 栗原凌(くりはらりょう)北海学園#8・3年
レシーブ賞 阿部誠樹(あべまさき)東海大学#1・4年
セッター賞 澤下寛人(さわしたかんと)東海大学#4・4年
リベロ賞 髙尾凌(たかおりょう北翔大学#2・4年
ベストサポート賞 東海大学札幌校舎

上位4チームが全日本インカレに出場する。抽選会は来週だ。どきどきする。