/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

北海道画材ユーザーショー2019@大丸藤井セントラル

1年ちょっと前くらいから絵を描こうとしている(描いているとはおこがましくて言えぬ)。きっかけは、あるところへの応募葉書を、何故か「描きたいな」と思ったところだったか、あるいはついったーでVリーグのワンドロが始まったところか(今はやってないみたいだ)。とにかく、きっかけはそこだったがあとは忘れた。

というような状況で、大丸藤井セントラルという店には、ここのところたいへんお世話になっている。札幌にはロフトも東急ハンズもあるが、「書く」ほうでも「描く」ほうでも、やっぱりここは絶対的なエースなのでやっぱり足が向く(営業時間が19時までなので、そこに間に合うように行くのがある種のハードルではある)。エースだから時折懐の奥からなかなかすてきなものを出してくる。水彩色鉛筆のきっかけもここのセールだった。

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その大丸藤井セントラルが、ゴールデンウィーク明けに北海道初の画材ユーザーショーをおこなう、ということが、年が明けるか明けないかというあたりから、画材売り場近辺で告知されていた。なかなかない機会だ。いろいろなメーカーの担当の方が来られてブースを構えるとか、描く方の描きっぷりを見られるとか、非常に興味深いイベントであった。

開催期間は5/10(金)~11(土)。10日は仕事が終わってから直行したら、小一時間眺めることが出来た。ここで何がどこにあってどんなことがおこなわれているかを大まかに把握し、翌11日は昼前から店に向かった。この建物の中に長年店を構えている、老舗札幌ラーメンの「味の三平」で久しぶりの鉄火麺をいただいてから、会場へ。

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常々手探りであったいろいろなことについて、各ブースの担当の方に詳しいお話を伺ったりして、とても刺激のつよい時間になった。どんな紙を選ぶか、どんな筆をつかうか、どんな筆記具や絵の具があってどんな風に遣いわけるか……。やっているひとに直接学ぶ部分と、そこからじゃあ自分がどうそれを咀嚼して自分の描き方に活かしていくかという部分と。

メインの展示は7階のホールであって、そこから階段で下って、各階にあるスタンプラリーを巡りながら売り場を辿る。画材売り場のある3階で若干駐留してそのまま1階へ降りると、正面入口の硝子張りになっているエリアで、ライブペイントバトルが開催されていたのでそれを見る。参加された方が、2つのテーマに沿って、制限時間の中で絵を完成させていく。その過程や、つかう画材や、イメージに非常にインパクトを感じた。抽象的なテーマからどう絵にしていくかということを、それぞれの方がそれぞれのやり方で進めて行っていたのが面白かったし、どの方の絵にも心動かされた。

スタンプラリーは地下1階まであって、すべてスタンプを埋めたら抽選ができるようになっていた。金曜も一度廻ったが参加賞だった。土曜日、ライブペイントバトルの前に抽選に行ったら、なんと金賞があたった。前日サンプルでいただいた、発売されたばかりの水彩紙のブロックをいただいた。イベント会場で入手した紙や画材を含め、これからいろいろやってみましょうということなのだろうなと。なんちゃらの横好きではあるのだが、それはそれとして、外に出られなくてもできることのひとつとして、ということは、ここ数年、ちょっと考えているところではあるのだ。

日曜日はバレーを見にいこう。