/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

オールスター大反省会 または 誰が何をどう広めようとするか

壮大なる旗日の群れがおわって所謂お仕事再開と相成った。連休の〆にはBRA★BRA FINAL FANTASY行った。やってる場合じゃないんだろうけどFFやりたくなって困っている。つーか8がそんなにすきなわけではないんだが、アンコールで不意打ち喰らった「Eyes On Me」のお陰で、FF8やってた時期の自身のことをいろいろ思い出したりしてしまったりしてもうなんつーか。

本題。

ことしも黒鷲には行かなかった。たぶん、黒鷲って、どこをどう切り取っても黒鷲の一部でしかないし、行かなかった者にとってはその空気を正しく体感することもできないわけだし、まあ、黒鷲に求めるものというのは見る人の数だけあるのだろうから、それを何かの型に填めるのも違うのだろう…と思うのだが、なんだか大会期間中、ずっと思っていたことは「じゃあ、その、黒鷲に、いろいろなひとが来て、楽しめる道筋を、誰がどうやってつけるのが良いのだろうか」ということだった。いや、それは、見ようとするひとが勝手に楽しみを見いだして楽しめればよいのだ、という時期は、もう過ぎたのかなという気が、勝手にしたのだ。

考えてみれば、考えるきっかけは、オールスターの現地にあったのかもしれない。土曜日、初めて見る選手が大半という女子V2の試合途中(ちょうどサーブスピードコンテストが始まるところだった)に会場に入り、翌日に向けての準備を含めてその場を見ていた。そこには選手たちの一挙手一投足に盛り上がるファンがいて(それは、勿論普段自分が見ている界隈にも、自分を含めそれぞれのファンがいて、なのだが)、じっと見ていたらたのしい部分が見えてきたのだが、ああ、たのしい、見たい、というポイントが現れた頃には試合が終わってしまっていた。とか。最終的にどこをどう見てどう愛でるかというのは個人の勝手ではあるのだろうが、何らかの導きが見えると嬉しかったなあと。わたしは見られなかった(見逃し配信が終わる頃までバタバタしていて)のだが、DAZNの実況にそれがあったとは聞いた。聞いた、けど……。そこらあたりは誰がどう担うことなのかなあと。頑張っているチームや選手は在れど、そしてそこに感謝はすれど、あまりにもそこに負荷がかかりすぎているとも思う。表題の前半部分は、じゃあ、自分の関わった立場や範囲でもっと出来ることがあったのではないか、という部分、その先に機会があれば活かしたいという部分……を、若干表現に織り込んでみた…のだが、正直、じゃあ何をどうすればいいのか、何がどうなったらいいのか、よくわからないのだ。よくわからないまま、会見場でストレートな発言を耳にするだけして、それを余さず伝えるのが精一杯だったのだ。

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もうこの際だから、根っこを動かすひとたちも、あんまりカッコをつけすぎずに「見えていない」部分は広く助けを借りて、それこそV2の監督さんたちが仰っていたように、集合知というか、すりあわせながら、というのが大事なのだろう。会話にならないことがいっぱいあるのだろうな、と思っちゃうところはあれど。

オールスターから何がどう自分の中で動いていくのかは自分にもわからない。わからないながら、かなりでかいクサビが打たれたんだなというのは、わかった。それはこのタイトルの後半部分を考えるのにつなが…るといいな。

んまっ、暫く、シーズンは来ない、んだがね。