/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

江別の蔦屋de万年筆ラクガキワークショップ

11月21日に、江別に「蔦屋書店」がオープンした。書店をその環の中心に、さまざまな店舗が配されたおもしろい場所だ。TSUTAYAの一業態である。6月に上京したときに代官山の蔦屋書店にいって、その雰囲気がたのしかったのはよく憶えていて、ああ、あれが江別に出来たんだ…というのを先に思ったのであった。

道内では函館に続く2店舗目だそうだ。

わたしはあんまり開店時に突撃するタイプではないのだが、昨日江別まで行ってきた。それは、「万年筆ラクガキ」のワークショップが開催されたからだ。

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万年筆ラクガキ、なるものには、実は4月にお目にかかっていた。つくばに行った帰り、1日都内で文字を書くものを巡っていたときに、東京駅そばのKITTEにある店でその展示を見かけた。

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で、ここで本を買った。 

万年筆ラクガキ講座 (エイムック 4035)

万年筆ラクガキ講座 (エイムック 4035)

 

この本を見ながら、手持ちの万年筆とインクで少々習作をしたのだが、そこから色の表現をしようとしてインクを揃える、という方向には行かず、「あっこの技法なら、既にそこそこ揃っていた水彩色鉛筆で似たようなことが出来るのかもしれないな…」と思ったのであった。んなもんで、この件の練習もそこそこに、水彩色鉛筆でいろいろ描こうに移行して、更に透明水彩を始めてみようとして、…ってんで現在に至ってしまっていた(そのあたりの経緯は、恐らく拙instagramの9月過ぎからの経過に出てきてしまっている。おすすめはしない)

先日の旅で、万年筆が数本(幸か不幸かおねだんのはるものはあまりなかったが)入ったペンケースをどこかに忘れた。思い当たるところ数カ所に問い合わせを入れたが無かった。ひとしきりしょっくをうけた…ところで、このワークショップのおしらせを見かけ、なんだか久しぶりーとか思いつつ、このあたらしく出来た店の品揃えが気になりつつ、で、参加申し込みをして行ってみることにした。

店の所在地はJR江別駅から1.6km。諸事情によりギリギリの時間軸で動いてしまったので、行きは駅からタクシーに乗った。メーターが1回動いたくらいで着いた。

本に書かれている技法と書かれていない(最近FBなどでは見たことがあった)技法について、たっぷり1時間半、格闘してみた。大事なアイテムである水筆については、中に水を入れる(水筆の腹を押すと筆が濡れる)のではなく、水筆にわずかな水をつけて、それをさらにティッシュで拭くなどして描くのがよいようだ。本でおさえきれなかった技法についても、著者直々にいろいろ伺うことが出来てとてもたのしかった。ちっちゃい単色(あるいはすくなめの色)で仕上げるラクガキは、これからちょぃちょぃやってみたいなと思った。

ただやっぱり紙は選ぶなあとも。GRAPHILOは確かにええ紙なのだがそれなりにお値段が張る。案外よかったのがDAISOにある無地ノートだったかなとか思い出した。前にDAISOのノートに描いていたのを紐解いたら、何故かヴィアくんを描いたのが出てきた。

この類いのは水彩色鉛筆やら水彩画の範疇でやろうかなとは思いつつ。

ワークショップが終わってから店を回ってみたが、どこもひとだらけで、売り物もかなり品薄で、そこらへんはまた追ってかな、と思いつつ、パンだけ買って帰ってきた。個人的には中央区にある「増田うどん」(ここも行ってみたいんだが未踏)が出したという「増田おはぎ」がきになったのだが、そこも品薄&行列だったのでまたにしようと。ただ、またにする場合、やっぱり駅からの距離は微妙。帰りは駅まで歩いたのだが、恐らく氷点下だったのだろう、非常に寒かった。ここ数日降った雪で路面は凍っていたがまあ無事だった。

また忘れた頃に再訪してみたい。

おまけ

この記事のカテゴリに「Painting」って附けたんだが、万年筆ラクガキはPaintingなのかDrawingなのか考えたら沼だった。