/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

開拓を、ともに。

わたしが旭川に行ったというのは、さきのエントリに書いたんだが、その場所で、少なからず驚いたわけなのだ。
あっ、白石…さん…みたいな…感じに。


2月に、サンガイアの2015/16シーズン最終戦を見届けた。その後、たくさんのひとを送る場所に居合わせた。そのときは、その先にある難しい局面を、ともに越えるのだろうと思っていたのに。

[2016年5月、サンガイアファン感謝祭。これこの日に撮った中でかなりすきな写真なのさ]
しばらく時間が経って、遠い場所で送られたそのひとが、海を越えて近くにやってきた。そういうことである。

チームが出来るという会見の前日、旭川に1ヶ月近くは早いんじゃないかというような勢いの雪が降ったという。札幌もそうだった。札幌から旭川に向かって列車に乗ったとき、その間に雪がなかったことに驚いた。よく雪が降る、岩見沢にさえも。

札幌ではいちど見たことがある。2012年の東日本インカレ(優勝したのは中央で、筑波は3位だった)で。
20120629|Tsukuba-Waseda
このとき、筑波のコート内には北海道出身選手が複数いた会見でのコメントにもあったが、大学でも、そのあとのサンガイアでも、実に多くの、いろいろな、北海道発の選手との交流があったのだな、そう、不意に遠い目になったりしたのである。サンガイアでは留萌に来ていたわけだし→新主将に聞く-つくば・白石啓丈 | バレーボールマガジン

それにしても、不思議である。いまだに不思議だなと思いながら目を見開いてしまうのだけど、不思議だからこそ、どきどき、わくわくするのである。

北海道で愛されているスポーツチームはいくつかある。ちょうど、今、日本シリーズを見ているんだが、そのチームばかりではなく、いろいろな競技にある。北海道にチームがあることがうれしくて、地元で生まれ育った選手がそこで活躍することもうれしいことだ。だが、それ以上に、きっかけとして北海道に縁があってもなくっても、そこにいるうちに、北海道に、あるいは、北海道が、なくてはならない存在になるような、そういう存在になる人がいる。そのことがとてもうれしいのである*1

チームは始まり、開拓も始まった。その「これから」を、見つめたい。そして、ともに。ここでも。

*1:たとえば、折茂さんみたいにね。繰り返す