/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

なぜ

今季のサンガイアの負け試合はすべて見ているわけではないが(実は、昨季はコンプリートした…)、自分が見た試合も、見た人から聞いた試合も、それぞれについて「なぜ」が飛ぶ…感がある。相手がつよかった、もあるが、それだけでもない。さらにいうと、数字だけではよくわからない。
2度目のヴェルディ戦。スタートこそ幸先よかったが、その後じわじわとずぶずぶ嵌っていった感があった。「嵌ったときに、修正できない」のが、その「なぜ」の正体なのかもしれない。
応援席も割と前半はブーイングを飛ばしたりしていたようなのだが、ここ、終盤、ことに富士通に完敗したあたりからは、それを封印したらしい。わたしは日野の試合とおなじように応援席に立っていたのだが、この場所でどういうことばを発するのがよいのか、ずいぶんと考え込んでしまっていた。
たぶん、ことばは、届いていないわけではないと思う。ただ、届いた先でも、あちらこちらに散らばって、ぐるぐる回ってしまうんだろう。どうすりゃいいんだ。(数字だけ見せたらどっちが勝ってるかわからんようなB帳票ですな)

なんだかわけがわからずいらいらして、きのうは、試合の間じゅう、そして、その後もわりと引きずっていた。こういう試合でも、終わった後の選手はブースに直行してファンサービスに臨むのだが、こちらがわのことばと心の準備ができていなくて、遠巻きに眺めてカードのスタンプだけ頂戴して帰ってきてしまった。

なんだか考え込んでいた。宿に戻って、布団の中に入って、体は横たえているのだが、頭はだんだんさえてきて、結局休めたのかどうかがよくわからなくなった。

いろんなことが難しくなってきたのは確かだ。どこか次第、ということではなく、チーム自らが迎えた現況だ。大阪で見ることも難しいのかもしれない。これから厳しい相手が続く。再三…の繰り返しになってしまうが、なにかもやもやを「残さない」試合を、これからは見たい。
幸い、もやもやが続いた土日、というのはこれまでなかった。月も替わったので、きょうこそは…。そう願って、会場に向かおうかなと。

その後、だんだん時間が経っていって、別の試合を見たりしているうちに、ああ、押されているときに控え選手のするべきことというのは、自分の準備、アピールだけではないんだなということを改めて学習したわけではある。ことにセッターだったら、その戦況を見守って、出ているほうに的確な声かけをするなども、だいじなことなんだなぁと。ただ、昨日は、その、いろいろな配分が難しかったんだろうな、とは、思った。