/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ジンギスカンと「運営」と「サポーター」

金曜の夜はお誘いをいただいてこちらへ。コンサドーレラボVol.2 開催のお知らせ - 札幌赤黒連盟 | コンサドーレ札幌サポーターズブログ
ある意味畑違いでどうなることかと思ったのだが、トークは非常に興味深く、ジンギスカンはとても美味しく、楽しい時間を過ごすことが出来た(と書けちゃうのは、畑違いであるがゆえ。たぶん)。

イベントのアウトラインはリンク先を参照していただくとして、感じたのは「リーグとチームとサポーター」そして、実はそことは直接運命をともにしていない「ハコ」との関係。
登壇された方がいずれもクラブの「運営担当」を経験された方であることから、トークの話題の中心にあったのは「運営」の話だった。Jリーグのサイト内でも謳われているように、各チームは運営担当を設け、リーグは詳細にわたる運営基準を設け、等しくクオリティを管理している、という。

知らなかった話、際どい話、その他…質疑応答を含め、知らなかったことが多々あって新鮮だった(詳細は追ってリンク先から辿れるとのこと)。

新鮮だと思える箇所は多々あったのだが、いちばん印象に残ったのは「(何かを)変えられるのはサポーターの力だ」ということばがナチュラルに出てくる場所だったことである。
運営まわりのことに考えを廻すコト自体、見る側のやることではないんじゃないか、クチを出して良いことではないんじゃないか、いいのかなー、いいのかなー、と考えることが普段多い自分にとっては別の世界に思えた。
同じように時間を費やして何かを見ること、応援することから派生してコミットしていけることがいろいろあるんだなぁと改めて驚かされた。何せこの企画自体を進めているのが「サポーター有志の集まり」であるし。

それと同時に「隣の芝生が青いばかりではない」というのも痛切に感じている。リーグの持つ危機感とチームの考える課題と、そのチームを地元で見つめるサポーターにとっての問題は全部重なっているようで微妙に違う。リーグの運営側は「リーグ」としての共通規格を固めようとするが、それがそれぞれのチームの抱える事情にあっているとは限らない。地域性なるものがある。特定の何かに寄り添って共通規格を曲げようとしないのは美しいのかもしれないが、それでは限界に達してしまうことはあるのだろう。思うところはあるが、畑が違うのでこれ以上妙に妄想するべきではないだろう。ただ「考える」要素自体がサポーター側に投げかけられていることを、羨ましく思っている。

再来週のコンサドーレホームゲームは涼しい札幌ドームで開催される。野球開催時に芝を保存している場所を遣ってのイベントもあるらしい。行ってみようかな。今のところだいじょうぶそうだし。

あ、連休は徹底的にバレーと向き合うことにする。