/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

春高北海道予選最終日

本日男女代表決定戦と決勝戦がおこなわれ、北海道代表(男女各2)は下記の通り決定した。

男子

女子

旭川実は南北代表制(で3月開催)だった旧第40回(2008年)以来、ほんとに久々の春高出場となった。

きょうもけっこう出たり入ったりになっちゃったので、スタメンは見られた範囲で。

男子準決勝

とわの森三愛 2-0 札幌藻岩

25-10 25-18
藻)1榎本 10河西 11原田 15森元 3水嶋 2村本 L4宮西/12寺谷
と)8星 3関山 7小池 4トイード 1大江 11池田 L12山本
こちらで試合を観戦していると、実に兄弟(姉妹)選手の多さに驚かされる。こちらだけではないのだろうが。バレーへの入り口が「家族がやっている」以外のところで少なくなっているということの裏返しだと懸念されるところはあるが、それ以上に、上の子がやってたら下の子もやる、やりたくなるだけの魅力的な競技である、と前向きに捉えたいところでもある。
それでしばしば「A校のXくんは○大のXくんの弟なんだよ」というような話になったりするのだが、その○大のXくんが必ずしもA校の出身とは限らないのである。奥が深い。つまりだ。直接対決になる場合もあるわけですよはい。

試合は序盤からとわが飛ばした。藻岩はエースにボールを集めるも、常に2-3枚のブロックが立ちはだかるという状況でなかなか好機を導き出せぬままに終わった。第2セット、藻岩が若干の開き直りが見えてきたのか、幅広く攻撃を仕掛けられるようになって若干巻き返したが、とわが16-14から7連続ポイントで一気に引き離し、そのまま突き進んだ。
Xくんのプレイはじゅうぶん堪能した(ところでXくんって誰)。

東海大四 2-0 北海道尚志学園

25-16 25-17
尚)4阿部 10稲毛 6佐々木 1豊福 3高藤 2十良澤 L5阿保
四)6山下 10柳町 4本林 11戸田 12大竹 1末藤 L2杉谷
志学園は初めてのセンターコートだと聞いた。前回は準々決勝で敗れている。
そこそこ重圧があったのかどうかはわかりかねるが、序盤四高が一気に3点を先制。しかしすぐに尚志が連続ブロックなどでついていく。これは競り合った展開になるのかと思ったが、徐々に四高が攻め込んでいって第1セットを先制した。
続く第2セットもじわじわと四高ペース。24-15とマッチポイントに至ったところから尚志が巻き返し、鋭いプレイも見られたが届かなかった。

男子決勝

とわの森三愛 2-1 東海大四

21-25 25-21 25-20
と)8星 3関山 7小池 4トイード 1大江 11池田 L12山本
四)6山下 10柳町 4本林 11戸田 12大竹 1末藤 L2杉谷
小一時間休憩の後戻り。そろそろ男子の決勝が始まる頃かと思ったら、ちょうど女子の決勝がフルセットにもつれ込んだところだった。札幌大谷ブラスバンドが心地よい*1。結局、札幌大谷がフルセットを制して優勝。
男子決勝はその後試合が始まったのだが、試合開始直後から続々と東海大四のいろいろな部の部員がスタンドに詰めかけてきた。サッカーとかバスケットとか野球とか…。たちまち四高の応援は大音量に。序盤からリードを広げてきていた四高に大応援の威力が重なって、第1セットは四高が先制した。
しかしそこからの地力で優るとわの森がじわじわと試合を制していった。決め手が多いのは大きいし、ボールが落ちない、なんというかクレバーな守備まわりにも引かれる。あとは本番でまた楽しみ…である。

UHB北海道文化放送)が見られる地域であれば、明日深夜(日付としては明後日)に予選が放映される。ほんとは決勝戦が見たいところではあるのだが、そこは致し方ない。

*1:そもそも札幌大谷自体、音楽専門の課程を擁する、音楽に非常に強い学校なわけだが