/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

歌のいのちのふしぎを想う

全日本男子バレーボールチームが、ワールドリーグプレーオフの第一弾を無事に突破し「来週」を発生させたので、まずはほっとしている。

ほっとしたのでエントリを書く。おそらく、このエントリは、バレーとはあまり関係ない。

Inspired:いつも一緒に居たかった|雲外蒼天 〜Chuo univ. volleyball team〜

みなさん。長崎はお好きですか?
「長崎は今日も雨」って知ってますか?
スタッフからいつも言われるのですが、平成生まれの僕は知らないんです。

いつも一緒に居たかった|雲外蒼天 〜Chuo univ. volleyball team〜

長崎には…2回行ったことがある。1回は、今はなき某Jチームの「特別活動地域」だったときに、公式サポーター*1のツアーに乗っかって行った。長崎市内でちゃんぽんを食べたら美味かった。そのあと、諫早で試合を見て佐世保に泊まった。出来ることならまた行きたい(例えば明日とか…それはまた無茶)。

…じゃなくってぇ。

長崎は今日も雨だった」は、かなりのロングセラーではあるが、世に出たのは1969年。この年、内山田洋とクールファイブで初登場以来、この曲は紅白歌合戦で3回歌われた。

大学バレーを見ていると、もはや活躍している選手の半数以上が平成生まれ。その方々にとっては、この曲などは既に「親の世代の曲」なんだろうなぁ。でもなぁ、例えば、今、高校野球の真っ直中だが、甲子園でブラスバンドが演奏している曲の多くが、実は選手世代からだいぶ前から脈々と続いている曲だったりするんだよなぁ…とちょろっと考えたりする(コクシコクシでお馴染みの?ドラクエIIIの戦闘音楽だって…ドラクエIII、昭和生まれだぜ

音楽って、古いとか新しいとか関係無しに、頭に残ったり心に響いたりしたものが、そのまま自分の中に刻み込まれるんだよな、そう思ったのは、さきほど紹介したエントリのタイトルを見て、だった。

「いつも一緒にいたかった」という歌い出しが印象的なこの曲、プリンセス・プリンセス「M」は1988年リリースの「LET'S GET CRAZY」に収録され、その後、1989年4月に「Diamonds (ダイアモンド)」のカップリング曲*2としてシングルカットされている。twitterにはこのシングルカット日を見て「平成生まれ」と書いてしまったが、実はあのエントリの書き手が生まれる前に出ていたんだなぁと。

何回かこのブログで書いているが、当方、音楽の聴き方にかなりムラがある。そして、かなり聴くジャンルに偏りがあるし、聴きたいものをかなり集中して聴きまくる傾向がある。
最近、大学バレーを見て、平成とかそのちょっと前に生まれた大学生選手を見てアタマの中でぐるぐる回る曲が、ちょうどその選手が生まれた頃に世に出た曲と気づいてびびることが少なくない。折々に、音楽の、歌のいのちのふしぎ、について、思いを馳せることがある。
例えば、それが、自分が生まれる前に命を吹き込まれた曲であったり、かなり遠い記憶になっていた曲であったりしても…不意に頭に蘇る。年齢を経たからだとばかりも言いきれなさそうだ。

あ、「長崎は今日も雨だった」は、さがし求めるところがすきだなぁ。

*1:今となっては意味不明

*2:おそらくB面と書いてもピンと来んだろう