雪だった

夕べ、トーキョーでも雪が降って、起きたら晴れてはいたが、足下がかなり不安定な状態だった。トーキョーで積もるほどの雪は約2年ぶりだ、と聞いた。
2年前に大雪が降ったのは日曜日だった。2月3日。この日、当方は朝方横浜で所用の後、東京体育館に乗り込んだ。横浜でも千駄ヶ谷でもまっちろけになった。その日は、東京体育館に男女チャレンジ計18チーム（当時。男子10女子8）が集結し、3コート進行でおこなわれた「東京フェスティバル」の2日目だった。パトカー(?)のでかいのが入口に陣取って「警察官募集」って表示してたのは…あれは土曜日だっけかとか…怪しくなってきた。
この日の目玉はFC東京-東京ヴェルディの「東京ダービー」だったが、その他にもいろいろあった。つくばは3人いた「インターン」大学生選手のうち、2人がこの日までだった。国際武道大学の小橋口と外山。この週の土日、突然のスタメンでその役割をまっとうした小橋口は、大学卒業後に本格的にこのチームに参画した。外山は学年の変わった次の春リーグから大学でスタメンに入り、以後2年にわたって、記憶に残るプレイヤーに成長していった（月バレにも書かれていたが、その後の進路が気にかかる）。このあたり、今考えたらなんだか不思議な縁を感じるところである。
更にもうちょっと前の記憶も蘇る。それも日曜で、その頃は携帯電話を持っていなくて、シャーベットが固まったような地面を踏みしめ、凍えながら、公衆電話に入ってチケット予約の電話をずっとしまくっていた。ようやく繋がったのだけど、何か番号をメモしているうちに、メモしていた左手の肘が電話に当たって切れてしまったものだった。
今回、雪だるまは見かけなかった。