おらのパスポートは切れたままだ
昼休み頃に、twitterで知ったのは、イランを巡るインターネットでの動き。→とても良いまとめ。http://fumi.vox.com/library/post/twitter%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2.html
ここからはいちバレーボールジャンキーの戯言。
イランと聞いて思い出すのは、やっぱり昨夏のアジアジュニア選手権。現地から入ってくる情報は極端に少なくて、しかもかなり遅かった。試合に勝った、負けたという結果すら、現地で試合が終わったころから必死に情報を手繰って、それでも2日くらい経ってからようやく掴める、というような状況だった。選手の多くが現地で体調不良、力を出し切れなかったということは、その少ない情報の中でも漏れ聞こえたものであった。
大会が終わった頃、現地からのコメントを戴いた。
しかし、不思議なことにイランでは危険サイト扱いでしたが、UAEでは普通にアクセスできます。
「無事是名馬」 - /ja あやつる YmrDhalmel
イランからはてダを見るには細工が要ったらしい…という件を、ふと思い出したのであった。
男子はイランでアジア7位になり、世界ジュニア選手権の出場権が得られなかった。
女子はその後世界ジュニア選手権出場権を得たが、ことし、その開催地がメキシコであった故に、新型インフルエンザとの絡みで出場を辞退した。
あるひとつの事象が、それ自体だけで成り立っているわけではない、いろいろなことが複雑に絡み合って、それで今が動いているのだということを、強烈に思い知ることがある。
たぶん、男子ジュニアが「出場権を得られなかった」ことで、ことしハタチになる89世代に1年早い空白期が来てしまったことと、今年開催されるユニバーシアードに、昨夏イランに行ったこの世代から2人選ばれた*1こととは全然関連しない話ではないのだろう。
そしてベオグラードの空が喚ぶのか。
そして仙台の空も。
*1:初めてかどうかは確認しきれていないが、ここ10年にはなかったことだ