/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ワールドリーグ2009開幕

Web速報の件とか

V-M-Sアカウントでdhalmeってきた。
今までも大学バレーとかV・チャレンジリーグとか、観に行った試合会場から経過速報を流したことはあった。しかし、実は、試合中にその内容そのものに言及したことはなかった。あ、一回やったことあったけどちょっと厳しいと思ってそれっきりだった。
そりゃ、かなりハードだった。何がハードだったかというと、その時その時の試合の流れを、ソレを表現することばを思い浮かべながら追いかけ、試合の切れ目をうまく使ってことばにする、ということである。

日本22-24ロシアで日本2回目のタイムアウト。ここにきてロシア9サーブ炸裂。日本が1点返したところでロシアタイムアウト

ばもす(v-m-s.net) on Twitter: "日本22-24ロシアで日本2回目のタイムアウト。ここにきてロシア9サーブ炸裂。日本が1点返したところでロシアタイムアウト"

なんてのは、タイムアウト中に入力していたら試合が再開されてしまい、しばらく見ていたら次のタイムアウトに突入したという状況だったのである。
どの場所もここまでとは思わないが、所沢はとにかく携帯もPHSも電波状態が劣悪で…さらにそれも厳しかったす。うぅ。

スタートとしては…?


ロシアにストレートで敗れるというその結果自体にはあまり驚いていないし、試合の内容についても、あまり想像していたところと開きはなかった。
そもそもこの所沢は、ことしのメンバーが組まれた時点でメンバーが大きく入れ替わっていただけではなく、北京時「主力」と位置づけられていたプレイヤーがかなり抜けていて(尤も、会場には揃っていた。ベンチ入り選手よりも一足早く会場に顔を現したスーツ姿の越川にかなり歓声が飛んでいたり、試合終了後、地元出身であるゴッツが見ていた席にファンがサインを求めているシーンがあったり…)、まずそこをどうすんだよ、というところから想定がつくようなつかないような、であった。
で、見ている中でいちばんふしぎだと感じたのは、
「あれ、攻撃型のサイドとか守備型のサイドとかいうけれど、守備型ってそんなに攻撃に使われないものなのか?」ということであった。

試合前のプレビュー記事で、

まずはセンターからのクイック打数を上げることを重視し、カウンター時にはオポジットと両レフトを絡めた、3枚のエースが配分よく攻撃を仕掛ける。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/volley/text/200906110004-spnavi.html

という一節があって、実は当方コレをツボにはまったときの某大学を思い起こしながら*1読んでいたのだが、当初なかなかセンターが嵌らなかったのはともかくとして、「配分よく…?」と。
この試合、スタート時のサイドアタッカーの顔ぶれは、清水、福澤、そして北島である。トスがあがった比率もおそらくコレと同じであろう。いくら「攻撃型のエースから守備型のエースへ変貌を遂げた(プログラムによる)」とはいえ、もうちょっとトスが上がってスパイスになってもよかったんじゃないのかな…と思った。先生それって5級の指し手ですよね、とツッコミ入れる自分も同居しているのだが、それはさておき。
清水の前半〜中盤の安定性は高かった。福澤は真っ正面から喰らっていたことが多かったけど、それでもちょっと唸らされることはなきにしもあらず。

試合を見ながら、「今、○○がいたらなぁ…」と思うこと*2はあまりなかったのだが、「そこはなんとかならんのかなぁ…」と思うことはあった。チームの始まりによくある感触なのだろうか。

試合の後の不思議な余韻を感じつつ、足早に試合会場をあとにするユニバ代表の面々の背にこっそりとエールを送ったのち、当方は電波の入らないこの試合会場を辞した。

*1:そのシーンを見た記憶がない

*2:ユニバにはいっぱいありそうだ…ぼそ