/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

1会場1試合はちょと不安

本来、「ホーム-アウエー方式で収益チームに入るプロリーグ」をVリーグが志向していくべきなのだとすれば、日程と会場は1会場1試合(たとえば今回2/5のような形式)があるべき姿ではあると思う。
ただ、バレーボールのルールと競技特性を考えると、1試合のみの開催は不安だなぁ、と、今回小林敦Blog:前回のコメントについて - livedoor Blog(ブログ)の中のコメント欄を見て改めて思った。

何時間もかけてバレー観戦に行って、1時間16分で試合が終わったら・・・少しさみしい気分になりませんか?

ホームゲームといっても、この国の住宅や交通事情を鑑みると、1時間かからずに会場に着けるのであれば、充分ホーム級。ヨコに長い東レのある県の場合、県内の移動でン時間なんぞままあることだろうし。

ただ、問題は会場への所要時間ではない。これはある程度固定時間である(自転車で行くか歩くか新幹線か雪が降って止まるか、というのはあるが)。ほんとうに問題なのは、バレーボールの試合自体に、時間でどうこう動くという概念が無いことである*1

つまり、ワンサイドだと1時間で終わるし、フルセットだと2時間以上やっていたりもする、というように、ゲームにかかる時間が読めない。

サッカーやバスケは試合時間が決まっている。バレーボールと同じように時間で試合が終わらない野球の場合は、それでもまぁ2時間くらいの試合時間は担保されている。
バレーボールである以上、「時間をかけていった会場でワンサイドの試合を見せられて終了」というリスクは避けようがない、ということを改めて思い知らされた次第なのである。

結局1会場2試合くらいがちょうどいいのかもしれないなぁとは思う。勿論今のように協会と機構にのみ入る仕組みを主とするのではなく、ホーム持ち回りは要検討だとは思うが。
観客もずっとそれをぶっ通しで見る必要はないのである。休憩したり、ホームを感じることができる場所があれば、集まった人の目的は達せられるのだ。って、それはまるで地域リーグ茨城大会のことではないか〜。
#さすがにTUVが第1試合に出た土曜日は試合後ざーっと帰ってしまい(当方もダービーへGoした)、それにはのけぞったと聞くが。

1試合でということであれば、男女各1(ホーム共催)ないしは何らかの別カテゴリーのゲームを本番前に持ってくるとか…

*1:この件については、以前触れたことがある、福島大学小川宏先生のサイトの中の文章を興味深く読んだ。http://www2.educ.fukushima-u.ac.jp/~ogawa/hassou/の「その119」