/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「今季ラストの旭川」だった

帰り際に「ここ2週間忙しかったんじゃないですか」と問われ「生きた心地がしたかどうか」と答えるなどした。2日ほど旭川に行ってきた。前日まで札幌の会見コメントと格闘していて(ウィークデイのおしごとがカツカツでその後を使えないという状況を舐めていた)、旭川に向かうまで(そして向かってからも)バタバタしていた。ほかのことはさておき、こと書くものについては書き終わるまでじたばた落ち着かない性分で、しかも混ぜるな危険、次が始まる前に前のことを終わらせたいという感じになって(きょねんは「カルッツの前にカルッツ」とか、あったなあ)、じたばたと。

札幌は、こちらです。

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さて、旭川である。今シーズン、出先でヴォレアスを観る機会は(やっぱりサンガイアを見てるとねぇ、同じカテゴリだし、対戦もするわけだしねぇ)そこそこあったのだが、ホームゲームは初めてなのである(なにせ前回はみなみのほうにいっていたわけだしね)。過ぎたるは及ばざるが如し現状では、ということなのだろうか、たとえば、完全飲食持ち込み不可というのと、完全キャッシュレスというのは、大いに現場を混乱させていたのかなとか。ちょうど帯広のチケット発売がこのタイミングに重なって、いちさんがいあーとしてどうしたものかと思っていたりもしたのだが*1。土曜日はどらやきひとつで夕方まで乗り切る過程でちょっと己のカルシウム不足を露呈したりもしたので、日曜日は早めに食べ物を調達して少々高みの見物を含めたりもしていた(おととしの東川で見て以来のおにぎりがまだあったので、1個いただいた。むちゃ美味しかった)。

さて、詳細はこれからどこかにあげるものに「乗せる」こととして、実は密やかに響いた言葉が「これから今季旭川大会ラストゲームです」というMC。今季から旭川ホームゲームのMCを手掛けるというサトルさんは実にいろいろとコート内外の細やかなところを拾ってマイクに載せて、会場を盛り上げていると実感。ヴォレアスばかりではなく、色々なチームの色々なプレイをほんとうに。

旭川大会のホーム主催チームからは、当該カテゴリにおけるホームゲーム開催を今季限りにしたいという鼻息を非常に強く感じる。鼻息ばかりではなく、恐ろしいばかりの手応えもそこに感じている。サンガイアは今季旭川で試合ができなかった。帯広でも直接対決は無いし、土曜日ヴォレアスが登場する前にひっそりと全日程を終了するので、ちょと印象は薄いままになるのかもしれない。これからどうなるかはわからないけれど、その語調に、「動く」何かを感じたのは確かだ。仮に旭川に動きがあっても、北海道でV2を見られる機会はなくならない、とは、思いたいのだが、こればかりはシーズンの残りの成り行きや、その後の会議室で決められることが決まらないと、なんとも言えない。

区切りはそこにあるのだろうし、区切りをつけるために動いている存在がそこにあるのだろうということを、そして、よくもわるくも次元の違ったところで動くものがそこにあるのだろうということを、ひしひしと感じた2日間であった。日曜日、試合開始が直前に照明が消えたことで遅れて、前にそういう試合を見たときの当事者がこの場所にもいたことに気がついて声が出そうになったり、そのひとが今季初めて試合に出て決めたのを見て目が丸くなったり、その他、いろいろと。

自分の目の高さで、思ったところはいろいろあった。たっぷりと愛するものを持ったひとたちを迎えた場所で、何をどう愛していくかということについて、はるか遠くに思いを馳せた。それぞれ、が、ぶつかる以上、どこに正解が在るわけでも、どこに間違いが在るわけでもない。そうわかっていても切ないことはあるけれども、だ。

昨日、サンガイアが勝ってよかったなあ、と、結局、遠くの結果を噛み締めながら旭川をあとにしたのであった(正直、そうですよ)。

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諸般の事情により1週間前くらいのしゃしんです@東村山

初日の第2試合については、こちらにあげた。

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この私的なつぶやきの続きは、上記以外の件を落ち着けてから、随時。

*1:現時点で、どの席種も「紙のチケット」は売られていない。会場でA席優先、というのは、一足早く、購入のためのURLが提示されるということのようだった。今はすべてサイトからの購入が可能というかそれ以外出来ない