/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

北ガスアリーナ46へ

一足(?)早く、フットサルFリーグの2019-20シーズンが開幕していた。エスポラーダ北海道は2戦を消化し、初のホームゲームとなる3戦目を6月9日、新装なった北ガスアリーナ46(札幌市中央体育館)で迎えていた。

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実は2シーズンぶりのFリーグ観戦でした

北ガスアリーナ46といえば、今月末の東日本インカレ(バレーボール)でも使用されるし、もっと先のことを言えば、年明け後にV3リーグのサフィルヴァ北海道ホームゲームも2週開催される。どんな会場だろうかとドキドキしながら行った。実は。

まだまだ判断がつかないところはいっぱいある。エンド(しかも客席の手前)にじゅるっと拡がる目の細かい網カーテンだとか、スタンド前列にそびえる高い柵だとか(わたしが座ったのはこのしゃしんの対角線上にあたりそうな、逆側のカーテンを避けたスタンド2列目だった)。コートの取り方によっては、いろいろ影響がありそうだとは思った。たとえば東日本インカレに於いては最大3コート(男子1、女子2)取って試合をおこなうので、スタンドからエンドビュー(両サイドのコートはサイドからありか。だが網の処遇はわからない)で見ることになるのだと思われるので、そうなると最前列はいろいろきびしいのだろうなとは思う。2列目でこうだもの。

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PENTAX KP+例の単焦点

というあたりは置いといて、わたしがエスポラーダを見たのは2シーズンぶりなんだが、実に熱い試合だった。くーやしー、はそれはそれとして。フットサルはコートに5人はいれて1人はゴレイロです。ゴレイロってのは11人のサッカーではゴールキーパーと呼ばれているアレです。その気になれば攻撃に参加することも出来ます。それこそ打数の多いセッターと重なるかどうか、いやそれ以上にリスキーでスリリングですわな、攻め入るゴレイロは。というわけでハーフタイム終わってエスポラーダがこちらに来てからは、すっかり攻め込むゴレイロに夢中でしたわわし(ある意味わかりやすい)。

その過程に於いて、エスポラーダ初めて見てから何シーズンを経てか忘れたが、選手たちはユニフォームの背中に北海道を背負っていたんだ、ということに、今更気がついたのであった。フィールドプレイヤーは同じ青系でわかりにくかったのが、ゴレイロだと…えっ

この試合はいろんな意味で「キーパー凄かったね」と語られてた。前半に取り合った1-1のまま進んだ後半。攻め込んだゴレイロ。攻守が切り替わって無人になりそうになった自陣のゴール。そこで止めたときにファウルがあって(かなり端折った)、ゴレイロは退場になって、コート上には4人に。そのとき残り時間5分強。このまま5分持つのだろうかとそのときは思った(時間で人数は戻せるというのは、試合中にわかってあれっと思ったんだが、帰ってから文章で確認出来た)4人になってからの守備が凄まじかった。ずいぶん危ないところを凌いで、凌いで、そこから攻め込んで(気がついたときには5人に戻っていた)、されど、残り12秒のところで浦安が決勝点。

余韻なんてもんじゃねーよもう。また見たいなと思ったんだが次いつだ、みたいな感じで前のめりになった次第。

なお、北ガスアリーナ46、アクセスはかなり良い。たぶん地下鉄東西線・バスセンター前駅で降りて、8番出口を経てサッポロファクトリーに向かい、ファクトリーから連絡通路を抜けて向かうのがいちばん行きやすいしたのしいのだろうと思う。きょう会場ではビールが売られていなかったので、帰りにファクトリーでビールを「有料試飲」したのだった。ひゃっはービール○ズだぜ。

きょうの観客動員数は1810名。アリーナもスタンドもかなり埋まった感あっての数字である。尤もフットサルはコートを広めに取らなければいけないので、両エンド、両サイドに客席がつくれそうな(きょうのFリーグ、ベンチ側には客席がなかった)バレーの場合は恐らくMAX2000以上になるのだろう。きょうの試合をサフィルヴァのフットボールな方々がいっぱいご覧になっていたようだ(ファクトリーでいっぱいお見かけした)が、はて、来年バレーを見るときにどんな感じになるんだろう、と、気の早いことを考えたり考えなかったり、ではあった。宿題はいろいろありそうな感じに見えた。ただ、いいハコだ。明るいしあたたかい。