/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

つくば。行くたびに、目の前の情景と記憶と思い出をかき混ぜる場所で(1)

おかげさまで、なんとか、所謂10連休のさなかに在るのだが、オールスター以降、そこに突入するまでが怒濤の如くであった。オールスターの諸々のとりまとめと、連休前の駆け込み的な仕事の区切りをつけるのと、いろいろあった。おやすみに突入したとたんに北海道の大学リーグも開幕した。開幕戦を見にいって、帰って、翌朝早く、つくばに向かった。

4月28日はつくばユナイテッドSun GAIAのファン感謝祭だった。第1部は桜総合体育館でソフトバレー、第2部は場所をさくらガーデンに移してお食事会、という概略は、事前に公式サイトからの案内で伝えていただいていた。実は桜に行くのはほんとうに久しぶりだった。2018/19は桜での開催がなかったし、2017/18はまるで行けなかったし、で、その前となると、2016/17だったっけか。いや、2017年の七夕があるか…。

シューズを履いて、4年前の桜でイベント開催されたときの10周年Tシャツを着て、留萌で買ったハーフパンツをはいて、体育館のアリーナに立った。ここでバレー「やる」のは、5年前のホームゲームのあと以来だ*1ソフトバレーは初めてだ。たぶんネットはバドミントン仕様で、わたしの背でもちゃんとネットから手が出る(手が出るだけ)。ありがたいことに、パスをしましょうと声をかけてくださる選手がいて、少々身体をあたためることができた。

ソフトバレーは入場時のくじ引きでチームが決まって、わたしもその末席で少々足を引っ張ってみたりした。選手は勿論だが、参加されていた方にかなり上手な方がいらっしゃった。恐らく普段サンガイアと共にバレーをやってらっしゃる方なのだろう。バレーを「身につけている」って、バレーを見る者にとってひとつの憧れだ。

勝戦は、見ていた。

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「チーム内に選手ふたり」の編成で決勝まで来た奥田チーム

そうなのだ。この怒濤の日々の中で、「おっくんがサンガイアを去る」ということが、発表されていたのだった。旅立つ前にエントリをひとつ書きたいと思ったがかなわなかった。書けなかったが、サンガイアに入ると聞いたときに書いたエントリを読んでいた。

dhalmel.hatenadiary.jp

ほんとうに、一言では言い表せないのだ。期待と不安を抱きしめながら、そのサンガイアでのデビュー戦を見たのも、ここ桜の地だったなあ、ということを思い出すのが精一杯だった。そこから4シーズン、サンガイアにとってとても大きな存在になっていて、みんなで全力で去ることを惜しんで、ただこのあとのことをとても楽しみにして、愛し、愛され……ああ書けないや。そういう状況であったことを、しみじみ噛みしめながら、やたらいっぱいおっくんを撮ってたなあと振り返る第1部であったのだった。

(たぶんつづきがある)

*1:こうやって書くと、えらくめんどくさく年を重ねたファンみたいだが実際そうなのだと思うので、関係する皆様にはほんとうに感謝しかない←ぱくっている