/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

立つ場所のない瀬で

あした鷹栖に行く。

実は、今季最初で最後のヴォレアスホームゲームということになる。東川には行っていないので、まずは、プリペイドカードを購入するところからだ。

このシーズン、自分の観戦や取材をしつつ、主についったーやInstagramのタイムラインからヴォレアスの動向を追ってきた。暮れには札幌のスポーツビジネスサミットにもお邪魔した。ヴォレアスは道なき道を拓いて、その活動を支援する志の高い人々に支えられ、独自に進むところへ進んでいっているように見える。

もうタイムラインではさかのぼりきれなくなってしまったが、過日、池田GMのついーとに出てきた「『今』に嫌われる覚悟」というフレーズが、どうも、自分の中に深く深く突き刺さっているような気がしている。所謂バレー界にいろいろと煮え切らない場面があり、ヴォレアスはそれに抗うというのとはどこか違う感じの動きをしている。動くものがかっこいいという向きと、その動きに戸惑っている向きと、いろいろありそうだ。自分などはもうそろそろついていけないスピード感がそこに感じられる。スピード感は見方を変えると暴走特急にも見えるが、そういうことではない。

そこに乗れないものに立つ場所があるのか。

立てないならばそこに立たないまでか。

ホームでもアウェーでもない場所へ行くという感覚が、前夜の旭川、できたての宿の一室にいる自分に襲いかかっている。

自分に、表現できることがなにかあるのか。なにを伝える言葉になるのか。重たい夜だ。