真ん中の黒が、緑にかわった!!-見たかったサンガイアが、ちょっとそこに在った。
昨日は、3週ぶりにサンガイアの試合を見た。
3週前と同じ、カルッツかわさきで、サンガイアの試合を見た。
前回は、試合に入り込む前に、終わってしまったような試合だった。もっとも、前回の時は、2日間、富士通ホームゲームの取材をしていたわけで、立場上、入り込んじゃいけなかったのだが、それはそれとしても、あまりにも展開が淡泊すぎた。ホームつよかったねーさすがだねーごーれすぴー、以上。そういう試合じゃなかったかね。
カルッツはカルッツの前に、をスローガン?に、前日までにふたつの記事をあげさせていただいた(その件は別エントリで)足で、いざカルッツへ。前回とは違って、今回の富士通ホームゲームは土日3試合ずつという様相。サンガイアは第1試合、警視庁フォートファイターズとの対戦である。警視庁とはここまで1-3が2回。
結果から書いてしまうと、今回も1-3だった。ただ、最後の最後まで、ポイント取得の、いや、勝利の可能性を持ったままの、そして、何よりも、今季かけて、あああこういうサンガイアが見たかったんだああああああああああああああああと思っていたような、そんなサンガイアが、いろいろな局面で見られたことに(だから悔しいのではあるが、そういう悔しいという気持ちすら懐かしいとおもうくらいに)胸一杯の観戦であった。胸一杯というかあまりにも濃度がありすぎて、試合中に頭が痛くなる感覚も、久しぶりに襲ってきたのだった。
チームの引き出しはいっぱい開かれた。ああもう3試合だけなのかという一抹の寂しさを、いや、これからまだ3試合あるんだと自ら声を出してかき消そうとしている自分に気がついた。「バックから奥村」という、もう8年くらいも前に初めて見て唸ったっきりだった引き出しまで、見事に開けられた。どうしてくれるよもう。
ことばがすくなくなるくらい、じわりじわりと身体に熱を帯びて、目頭が熱くなった、その記憶を、その温度を保ったままで、いざ水海道のホームゲームへ赴こう。水海道は確かにアクセスがあれでそれすぎるが、体育館の近くには、夏の名物イベントとして構築されつつあるどろんこバレーの開催地でもあるあすなろの里があって、そういう意味では、この場所でホームゲームが開催されることには大きな意義があるのだということは、噛みしめつつ、だ(DISってないよ、DISってないってば)。
ああ…やっぱりことばは空を飛んだ。今日書き切ろうとしなければいいだけだ。