/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

こんな夜更けにリック(からのいろんなことを考えるの)かよ

わたしもしばしばいろいろ書かせていただいているが、ほんとバレーボール専用サイトとしてのバレーボールマガジンの懐の深さたるや、と思うことはある。

何に対して、というと、きょう公開されたインタビューについて、だ。

vbm.link

このタイトルと内容を見て真っ先にアタマに浮かんだのは「あれ、海外に活動の場を求めた先輩がいたっけな」ということであった。よくよく思い出すと、学年もかなり近かった。わたしはその「先輩」が大学を卒業した後、海外のチームに行って書いていたブログに、非常に心を動かされていたのだった。ブログエントリにも書いていて、検索して久しぶりに読んだ。

dhalmel.hatenadiary.jp

このエントリの末尾に貼った早稲田の2006(1984生まれの代が4年)総集編の動画を見て、おおそこ1年しか違わなかったのかと改めて驚いて膝を打った。そして、ああ、えてしてそういうものなのかなとも思った。今のように、国境やリアル距離を隔てていても情報が縦横無尽に行き交う時代でもなかったし、「世界は広くていろいろな世界があるのだ」と認識するには若干の距離はあったんだろうな…と、この記事に反応していたような、もうちょっと若い世代の選手のついーとを見ても思った。

リック氏のん年前に同じキャンパスから巣立ったわたしは(もちろん選手ではないのだが)、生まれたところに戻って、改めて「どの場所でどう輝こうとするか」について思いを巡らせているのである。どこでもどのようにでも、というように、選手がその立ち位置、居場所を決めようとするには、選手そのひと自身のこと以外もちゃんと納めていかなければならないのだから、という難しさはあるのだろうなということも、併せて思う(海外で活躍している選手のパートナーや家族の協力というか強力なアシストはとても大事なのだろうという感はしながら見ている)。

今、安全な外側から「ああ、そのときにそこがつながっていたら、また違う展開があったのかもしれないが」と思っても、あんまり意味はないのだろうなと思いながら、じっくりとこの貴重なコンテンツを味わったのであった。それにしても相変わらずのかこよさであるなあ(あの当時イケメンって言ったかしら)。