【緊急?】キッズエスコートは運営上の義務なのか
ほぼ1年ぶりに地元のじーえむさんの書かれたものと勝手にコラボしてみます。前回はこちら…なのだが大事なところがリンク切れw
年が明けてから、やにわにV.LEAGUEでの試合開始時におこなわれる「キッズエスコート」に関する話題がついったーのタイムラインに出てくるなあと思って見ていたのだが、わたしはてっきり「キッズエスコートは機構が出したホームゲーム運営時の演出の一例であって、各チームがたまたまそれを採用している」のだとばかり思っていた。
しかし、どうも違うらしい。
残念ながら、やらなくてはいけない前提でやる事が目的となってます。
— 池田憲士郎/未経験0からプロスポーツチーム経営、アリーナ建てます (@KenshiroIkeda) January 4, 2019
なのでヴォレアスではキッズエスコートの意義の再定義をしながら行ってますが、ルールがあるので限界は感じてます https://t.co/ujPB7GPUVc
わたしが先ほど書いたように思っていた根拠は、気がついたらもう10年以上も前の資料に基づくものだった。如何に現状を「あたりまえ」として継続して認識していて疑問もなんもなしでアップデートしてなかったのかということで(・_・;)
そもそもVリーグ公式サイトに出ていたというのは識っていたのだが、その後公式は2~3回、過去の記録を伴わずにリニューアルしているので、ソースは散逸している。自分の過去ついーとをtwilogで追ったがそこにもキーワードはない。ブログに辛うじて言及があった。
これを書いたのが12年前(!)の1月で、機構がキッズエスコートということばをサイトに出したのはそれよりもちょっと前だったようだ。そりゃついったーに何も残っていないわけだ(わたしがついったーを始めたのは2007-08くらいだ)。
こちらの記事(2006年12月。記事からのリンク先には、現時点で辿り着けない。web.archive.orgにも行ってみたが無い)によると、機構は各開催地のサポートを目的として、こんなイベントをやったらいいよーというようなノウハウ集を関係者に配布していたということである。そのノウハウの一例として「キッズエスコート」があって、こんな感じでキッズと一緒に入場して~というのが出ていたのはほんのり憶えている(確か、CDだかDVDと「キッズエスコート」に関するプリントのサンプルが、画像として表示されていた)。
てっきり、各運営が「ノウハウ集(マニュアルと読みかえていたかもしれない)にも出ているし、やりやすいし、採用しよう」とおもってやっているのだとばかり思っていたので、そうじゃないというのを先ほど識って、がくっと椅子から転げ落ちんばかりの心境になっている。
確かに見たなあ。東川のヴォレアスホームゲームに機構のなかの方が来ていて、ヴォレアスの試合に入る前の第1試合で、『よーしマニュアルどおりに進行してるかなー』という感覚で、試合のひとつひとつをチェックしていた感じになっていたのを。これは、キッズエスコートとか、ヒーローインタビューとか、そのあたり。これは、新リーグに入るにあたって、各チームにホームゲームを運営させるにあたって、各チームに応用の余地を与えないくらい*1にひな形を強化したのかなあ等と。あれれ、と。
このあたりは想像の範囲を越えないところもあるので、また是非いろいろ識りたいところではある*2。
マニュアルに縛られない範囲なのであれば、こういうのがいいなあ、と個人的には思い出すのが、Fリーグ、エスポラーダ北海道のホームゲームでみたやつだ。
エスポラーダの選手たちは、紹介されてコートに入るときに、エスコートキッズひとりずつと必ず一緒に入ってきて、コート内外におじぎをする。その姿がすごくすきだ。
なお、以前のサンガイアのホームゲームは、必ずしも「ノウハウ集」に沿ってはいなかったことを、過去(先ほど載せたしゃしんをとったのと同じ時期である2008/09)のエントリを紹介して付記しておく。おそらくその後「ああサンガイアもキッズエスコートするようになったんだ……」と思うようになったので、どこかで義務化されたか、いろいろ考えられないような体制になったか、したのだろう*3。よくわからないが。
「つくばのホームゲーム」では「キッズエスコート」がない。
他会場で見られる、各チームのエスコートにつくキッズ(たいてい開催地至近の少年団)が、ついたチームの応援をする、という光景は、つくばでは見られない。
おっと、最近キッズエスコートのない試合を見たような気がするのは内緒だぞ。