/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

4年ぶりの。そして、あれから4年。

各地で続々と代表校が決まっている、2019年・春の高校バレー。北海道予選は、例年、札幌界隈(最近「きたえーる」と書ききれないことも増えたが)に各地区の代表が集まって実施されるが、平日を絡めておこなわれることが多く、ゆえに、なかなか現地に赴けないきらいはある。きょねんは代表決定戦が土曜日に野幌で開催されたが、ちょうど鷹栖でのヴォレアス緒戦(2017/18 V・チャレンジリーグ2)と重なり、行けなかった(今にして思えばハシゴできたやん、というのは、なきにしもあらずではあったが)。よーく数えたら、なんだかんだで4年ぶりに見る春高予選になるんだなということである。

この前、大学リーグの終了を見届けて飛んだ先で(何故か飛んだ先で)思い出したのだが、この4年前の春高予選というのがとても印象深い試合だったのだ。

20141121|ShoshiGakuen-Towanomori

この年、男子の代表決定戦は東海大四(現・東海大札幌)-札幌藻岩、とわの森三愛-尚志学園(現・北海道科学大高)。東海大四が藻岩に勝って全国を決めたあとの試合。これまで春高出場経験の無かった尚志学園が、第1セットからじゅうぶんな手応えを以て試合を進める。第1セットを落とすものの、第2セット粘って取り、そのまま春高初出場へと歩を進める。見ている者は、ただ、勝者と敗者、両方を交互に見て、唸るよりほかなかった。

20141121|ShoshiGakuen-Towanomori

それから4年。

「あのときの3年生が、今の4年生なんだなあ」という感慨は、かなりあった。一見、道内だけで見ていると、春高が一区切りに見えてしまうのだが(それを機に道外へ進むひとも多いし)、そこから4年、それぞれが(その場がバレーであるとは限らず)、それぞれにたたかって、おおきくなってきたのだなということに、ぐっと感じ入るのである。

明日久しぶりにきたえーるで代表決定戦を見るのだが、明日見るものが、そういう、あとあと思い出してひとつのマイルストーンに見えるような、そんな試合になればいいなあと思っている。

嵐のツアー中で東豊線が混み合いそうだが、それはさておき9時からのきたえーるも熱くなりそうだ。すべて特設コートで、最初の2試合は女子、次の2試合が男子の代表決定戦である。代表が決まってから、それぞれの決勝戦がおこなわれる。第1試合の開始は9時。

(あっ、ことしは、本番は、行かない、かな。行きたくなっちゃったりする、のかな)