2018北海道秋季リーグ あと1日
1部総当たりを終えていた北海道の大学リーグは、さきの土曜日から順位決定リーグのフェーズに入っている。上位4チームは上位4チームで総当たり(こちらは全日本インカレ出場3枠の選考を兼ねている)、1部下位の2チームと2部上位の2チームが総当たりの下位リーグは、1部と2部の入替戦としての顔を持つ。それぞれに濃い時間が計4試合続くのである。会場はこの土日が北海道教育大学岩見沢校(第3体育館)、最終日であるこんどの土曜日(11/10。V2&V3の開幕、殊にヴォレアスホームゲーム@旭川と重なっている。こちらは朝から晩までだ。さてどうしたものか)は東海大学札幌校舎(TOKAI ARENA)での試合である。
岩見沢には土曜日だけ行った。後半にとても珍しい(先日わたしが関東に行ったので、お久しぶり、ではなかった)客人がみえていて、ともにじっくりリーグを愉しんで北海道庁赤レンガと銀杏の黄色のコラボレーションを見たりおいしいものをたべたりしたのだった。先週もそうだが土日どちらもフルフルというのはだんだん難しいお年頃になってきてしまったか()、わたくし。来週はフル回転なのだが。
岩見沢はそれなりに遠かった。バスに乗って最寄りのバス停で降りて、ゆっくり岩教に歩いて行ったら、男女コートとも第1セットが終わろうとしていて、まずは手前の女子コートで女子の北海学園-札大を見ていた。なんというか、今季の学園は、すごくささってくる。久しぶりの1部で、コートに4年生がいっぱいいて、コートでひとつひとつきろくをしていこう、というのが、実に鮮やかに見えるのだ。気がついたら手前で引き込まれていたのだ。そして学園はストレートで勝ち、その感触がじゅわーんと響いている中で、その余韻がぐいーんぐいーんする中で、奥の男子の第1試合を見ていたのであった。
男子で面白かったのは第2試合だった。わたしがこちらで見始めて、割と早い段階でそのチームの存在を識りつつも、1部の入替戦へ進出してきたのを見たのが初めてであった小樽商科大学。1部側からは「たーのしー」を何回言ったかわからない北星学園大学。
実に良く、それぞれの特性をコートに顕しながら、追いつ追われつ展開する好ゲームだった。そこで何がどう左右したのか。結局この試合は北星が3-1で勝ったが、翌日は樽商が勝ち北星が敗れ、いつもの如く入替戦は混沌に至った。
最終日に向けてはこういうことのようである。
11/10は第1試合 北大-樽商、第2試合 北星-科学大
第1試合:北大○なら北大1部決定で第2試合の結果待ち
→第2試合:北星○なら北大北星で確定、
科学大○なら樽商、北星、科学大が1-2で並ぶ(セット率かなり微妙)
第1試合:樽商○なら北大樽商が2-1で並ぶ この時点でストレートなら樽商、3-1,3-2なら北大が確定
→第2試合:北星○なら北大樽商北星が2-1で並ぶ
北星3-0なら第1試合のどちらかと北星、3-1,3-2なら北大樽商
科学大○なら北大樽商
そして下位も下位なら上位も上位である。
結局、最終日は、北翔と北海学園、東海札幌と札大がそれぞれ相星で直接対決ということになった。第3試合の勝者が3位、第4試合の勝者が優勝ということである。これはすなわち全日本インカレの出場権や組み合わせにも絡む話であり、でもおそらく早稲田を応援する方がきりきりしながらその報を待っているわけではないのだろうけれども、こちらはきりきりしているのである。
北海道で最後の試合になるのか、ほんとうにことし納めの試合になっちゃうのか。
そこらあたりも含めて…
(全日本インカレの組み合わせは10月28日に決まっている。北海道1位と2位はトーナメント表のご近所でかつ港区スポーツセンター、3位は墨田(しかも早稲田と)ということである)
泣いても笑ってもいや泣きながら笑いながら最終日。
カラダは4つくらい欲しい折ではあるが、10日はトウカイのアリーナで見届けたいということである。