/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

サンガイアと合宿2018 2日目

おはようと共に宿の近くのコンビニに向かった。たぶん去年行った呑涛まつり会場近くなのだと思うが、ローソンがある!と向かったら、看板と建物だけになっていて「休業中」とでかでかと貼られていて、セブンイレブンに向かって必要な買い物をして戻ろうとしたら軽く迷子になった。最初から素直にセイコーマートに行っておくべきだった。

というようなことを朝からしていて、そのときは降っていなかった雨が、そのうちにざーざー降ってくるようになった。スポーツセンターへの到着はけっこうぎりぎりになった。ちょうど席についたら挨拶が始まるところだった。

午前中は留萌界隈の小中高校生が参加してのバレーボール教室。バレーボール教室を見るのは4回目だが、バレーボール教室自体がチームの看板のひとつであるというサンガイアのそれを見るのは今回が初めてである。講師陣の人数が多いのも初めて。ウォーミングアップを入念にして、そこで受講する人たちの体を温めて集中力を高めていって、そこからパスやサーブ、スパイク(ブロックはなかなか難しいのだろうか。被ブロック体験はかなりインパクトがあったように見えたが)へと、ある種軸を持って進んでいくさまは見事だなと思った。教室で使うボールは、説明や実演のときにはちゃんと片付けられていて、受講する人が説明時間などにボールと戯れていて話を聞かない状況を事前に防止しているのが、さりげなく印象に残った。

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バレーボール教室に参加したひとたちは普段それぞれのチームで指導を受けていて、ひょっとすると「いつも先生にきいてるはなしと違うー」というような事案もあるのかもしれない。バレーボール教室という体系だと、そのあたりの折り合いの難しさもあるんだろうとは思った。ただ、参加したそれぞれに「バレーボールはたのしくて、みんなおとなになっても愉しむことができて」というエッセンスが伝わる時間であれば、ひととおりの意義はあったのだろうと思う。

…その一定の効果があったからか、バレーボール教室終了後、各チームがサンガイアと記念撮影をしたあとのサイン会が非常に盛況で、長引き、急遽午後の予定が繰り下がった。なお、バレーボール教室については、当日夕方のNHKローカルニュースで取り上げられた。

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午後はヴォレアス北海道がやってきて、5セットの練習試合。ヴォレアスの先週のイベント「V-THEATER2018」内で告知されたこともあって、おそらく留萌合宿の中では最大の入場者数になっていたんじゃないかと思われる(初年度はけっこうあったかなあ、うーむ、思い出せない)。

前回の留萌合宿では、ヴォレアスは1日やってきた。お披露目イベント「V-THEATER2017」を前に、セレクションを経て入団した選手が一通り揃い、この時点では発表前だったが、エド監督と田城も合流していた。きょねんの写真では古田主将の髪色がかなり明るかった(あれ銀にしようとして金でしたっけ)のだが、ことし見るとキャプテンの髪型が落ち着いているように見えるくらいにみんな個性的な風貌をしている。イベント後というのもあったのかもしれないが。あ、そうじゃない。去年はそんなこんなでできたばかりのヴォレアス(先週のトークショウでエドが「赤ちゃんを見ているみたい」と言っていた時期かちょうど)が結局サンガイアからセットを取れなかったのであった。

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今回ヴォレアスが強くなったなあと感じた。体系立てて個々の力を上げて、チームをつくりつつあるのだなあと。それは先週の合成戦でも感じたが、あくまでもお祭りの一環であったところではあり、きょうはいわば「認識の再認識」みたいな感じになったのかなと。昨シーズン途中で離脱した古田は前半出場、改めてその高さを実感したのであった。

5セットのスコアは下記の通り。両チームとも3名のセッターを擁するが、その配分はサンガイアが浜崎(1)→須藤(2,3)→土井(4,5)、ヴォレアスが辰巳(1,2)→山口(3-5)。第4セット、あれっ山口と辰巳両方入ってるーと思ったら辰巳がOPだったなど。そして山口→古田で一瞬辰巳がセッターに戻って古田にええトスを上げるなど。ヴォレアスは後半、先週プレイが見られなかった山本、野坂、杉谷なども出場した。

  1. ヴォレアス25-19サンガイア
  2. ヴォレアス34-32サンガイア
  3. サンガイア27-25ヴォレアス
  4. ヴォレアス25-22サンガイア
  5. サンガイア26-24ヴォレアス

どのセットも非常に内容の濃い面白いものであった。ヴォレアスは引き続き3日目の午後にも登場する。

サンガイアとヴォレアスは選手個々の繋がりで何かとご縁があって、そのいちばんわかりやすいのが2シーズン前までサンガイアに在籍していた白石(留萌にはサンガイアで2回来ている)。留萌合宿の始まる前だが田城もサンガイアに在籍していたし、在籍関連の繋がりばかりではなく、バレーへの考え方などで意気投合するところもあるのだろうか、試合の終わったあとなどでチームの境界線を感じさせないような交流が随所で見られていた。それを見るのもとてもたのしかった。

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3日目は午前中サフィルヴァ北海道、午後ヴォレアス北海道との練習試合。夏合宿とは思えないくらい寒いのであったかくしてお過ごしくださいである。