/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

いろいろ見届けたくて、総合大会は舵を切るような方向性に。

f:id:dhalmel:20180506105336j:plain[2部:北海道大学-北星学園大学]

カラダが3つくらい欲しい週末だったのである。

総合大会の日程にもいろいろなパターンがある(ということを、向こう7シーズン目になった北海道のリーグを重ねて識った)んだが、今回もまた決め所に迷った日程ではあったのだ。2部以下の各リーグを2日間に凝縮して開催し、その中で1部はリーグ戦の一巡を終え、2部からの挑戦者を迎え撃つ準備をするということであり。

さんざん迷った挙げ句に土曜日は1部からスタートし、最後の最後だけ北大に赴いて、2部と3部の最終戦だけを観て、日曜日は朝から北大に行こうと決めたのであった。だがしかし、日曜の試合開始時刻をてっきり10時だと思っていて(1部であればそれで正解だが)、結局体育館に着いたら10点くらい入ったあとだったということで。

観たいと思っていたものはみられたし、見届けたいと思っていたものは見届けられた。北大と北星は来週も見られるのが嬉しい(と云っている時点で、入替戦がどうなって欲しいとかは二の次である)が、如何にことしはいろいろ厳しいといえど、いろんな教育大がそれぞれ厳しい結果になっちゃったのがつらいなあというのはある。ただ、3部を制した小樽商大が、今まで記憶にないくらいすっきりとした戦いっぷりだったのは非常に印象に残った。当代の学連委員長が樽商のひとで、優勝表彰で後輩さんたちにそのひょーしょーじょーをアシストするような状況になったのを見た時には、なんか妙なものが零れそうになったんだがそれは内緒だ(といいつつ、ついったーにつづいて此処にも書いている)。

今回は男子2部と3部は隣り合わせではなかったので、なんどとなくその両者を行ったり来たりした。2部は第一体育館(スタンドなどがある。ただし光は気まぐれ)の奥の方のコートで、3部は第二体育館の奥の方のコートで、であった。斯様な位置取りだったので、3部の最終試合を最後まで観ていて第一体育館を覗くと、既に試合は終わっていて、2部の第5試合を戦った北大も旭教も体育館を出てきたどころか、既にネットも片付けられた後であった。3位だとリーグ戦が2日で終わってしまうのである。悲しむべきかどうかはさておき、そこはかとない寂しさはそこに在るのかも知れない。

北大の優勝を見届けられなかったのは、3部の最終戦、釧教と岩教の試合を観ていたからともいう。上位2チーム(前季はどちらも2部にいたが、入替戦で敗れて降格してきたていだった)の対戦ではあるが、このリーグでは既に両チームとも下(4部)との入替戦が決まってしまっていた。それぞれに4年生が今季限りとも聞き厳しさも見えつつ、その中でどう戦うかという興味もあった。乱打戦的フルセットには為った。ただ、観る者の心の置き所としては、そういう展開に救われたところはあったのかもしれない。岩教の伝説的な人物として(わたしがそこをみはじめる前に)その名をきいたひとを監督席に、今のこのチームを攻守共にささえるひとをコートの真ん中に、ただ、チームとしておおきくまとまる途上感も備えていた岩教の起伏を見ていた。

ちょっと前にちょうど初めてこちらで大学バレーを見ていた頃のしゃしんを見ていて気がついた。その頃岩教も北星も1部だったと。

来週はほんとうに久しぶりに、北星を1部の(というか入替戦ではあるが)舞台で見るのだな、と。

1部を見られなかった日曜日だった。失セット0のまま折り返した東海札幌は、どこまで行くのか。それは来週のホームでじっくりと。