/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

冬季オリンピック、開幕近し

あれから4年経ったンだなあと思う。

ちょうど4年前のきょうは金曜日で、わたしは翌日からカピオで試合を見るべく、つくばに向かっていた。直前に、突然、なして自分はそこにむかっとんのー、みたいな気持ちになって、折からの首都圏雪の予報もあって、それから起こるいろいろなことは想像だにせず、船橋で初めて千葉ジェッツの選手とすれ違い、なんだかんだで日付が変わる頃につくばに着けて安堵していたんだった。

既につくばに着いていたので、土曜日のカピオには問題なくアクセス出来たのだが、帰りのことを考えるとなんともいえず落ち着かず、今にして思うと信じがたいのだが、試合中に実家から着信した電話に出て「え、ほんとに行ったんだ?」と言われてうなずいていたのだった。帰る頃には交通網が乱れていて、通常であれば駅の近くでごはんを食べて宿へ…みたいな流れになるところを、隣駅に向かうTXすらストップし、やっとのことで宿に着いて、近くの店へと思いきや、吹雪で前が見えず、顔が痛くなるくらい寒く。
その夜は、ほんとうに宿から目と鼻の先みたいなところで、ちょっと軽く食べて、仕方がないので宿に籠もるよりほかなかった。早めに寝て、起きて、とりあえずてれびを点けたらオリンピックが放映されていた。上村愛子が現役で最後に出場したモーグル競技を見て、そのなんともいえない読後感に浸っていた。

オリンピックは閏年に開催されるものだと教えられて育った。生まれ育って今住んでいる街にあるモニュメントには閏年が刻まれているが、もはや、冬季五輪が夏季と同じ年に開催されていたということを識らない向きも、かなり増えたのだろうなという感がする。長野開催の前、リレハンメル(1994)からだもの。サッカーのワールドカップと同じ、閏年閏年の間に開催されるようになったのは(葛西紀明8回目の五輪、というのは、その谷間を経ているのもでかいと思う)。

平昌五輪の開幕が近い。旅先でオリンピック中継を見たのを思い出して、改めてオリンピック1回分の時の流れを思う。あれから、宿を出て、シャーベット状の路上をかきわけかきわけカピオに行って、そこから何がどうなるかなど、予想だにせず。

20140209|TUSG-OitaMiyoshi

だった。

そして、今にして思うと、このときのカピオは、あるデビュー戦、でもあったんだなあと。それは、今にいろいろ繋がる、デビュー戦だったなあと。

20140208|Verdy-Toyota