/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「どんなシーズンにしたいのですか?」ばなし

今季のVリーグには、カテゴリ間での昇降格を決めるチャレンジマッチの予定がない。来季、どのチームがどのリーグで戦うかは、別途新リーグの枠組みによって決まる。つまり、ぶっちゃけ、今季どんな成績であろうと、それがどう作用する、というのではない、らしい(正確なところは、リーグやってる間には、明らかにならないからねぇ)。

そのことと直接関係があるのかどうかはわからないが、今季は各チーム、新戦力の起用がおおい。かなり思い切っている感はある。年が明けて…恐らく、年末から合流した選手と練習を繰り返してきたのだろうが…、あたらしい選手がじわじわと、である(見逃し見られる間に、なんとか先日大田でのFC東京-ジェイテクトを見たいなとわたしは思っているわけだが、それはそれとして)。

それぞれのチームの監督が、どんな思いを以てあたらしい選手に期待しているのか、ということについては、しばしば考える。そして、ソレと同時に、その選手が合流する前に、必死でそのチームを支えていた選手についても、やっぱり考える。あたらしいチャレンジが上手くいっても、いかなくても、チームにはいろいろな選手がいて、その選手それぞれに今季どんなシーズンにというのがあって、もちろんチームの方向性があって、じゃあどこでそれぞれの「どんな?」が交わり合うんだろうなということを、ちょっと考えるときは、ある。

あくまでもそこに存在するのは競争の原理である、というのであれば、かなり爽やかだ。あくまでも実力勝負で、それがすべての方向性を決めるのであれば、ちゃんと受け止めるまでだ。…などということを、しれっと書いちゃうのは、わたしが、その心の何処かで、そうじゃないんだなと思ってるのか。

「どんなシーズンにしたいのですか?」特に今季は、いろんなチームにとって、選手にとって、それぞれに、通り一遍ではない、いろいろなことばが飛び交いそうな問いなのかもしれない。

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(妙にわなわなと震えながら、ことばをいっぱい呑み込みながら。いや、そこは呑み込むべきではないのだろうけれども、わたしという立ち位置においては、呑み込むしかないんだろうなと。きのうのフルセットを思い出して、2年前の年明けを思い出して)