/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

移籍の冬(備忘録にかえて)

最近ちょっくらこちらのページビューがすくなめなので、それに乗じてこっそり書き留めておく。

昨日のVリーグ改め「ぶい どっと りーぐ」の件については、数日前に新聞のスクープとして流れていて、その記事の中に併せて「移籍制度の緩和や期限付き移籍制度の導入」という文言も盛り込まれていたのであった。その移籍云々の件については、発表タイミングは昨日じゃなかったようでして。

Vリーグにおける移籍に関しては、これまで何回か拙ブログの中で記事を起こしていた。

いろいろな観点がある話だし、自分の中でも落ち着かない話ではある。ずっとそうだ。この件について最近書いた以降にも、Vリーグの規定は改定され(現行の規定は2016年6月1日版)ている。

何度かこれを読み返し、それから自分の観測範囲で起こったことを思い起こし、改めて認識したのは「移籍っていうのは、あくまでも、前に所属していたチームを『離れた』時点からスタートするはなしなのだな」ということであった。如何に規制が緩和されようが、その第一歩がかわることはないのだろうという感覚はある。

Vリーグ機構の「Vリーグ間の移籍手続きに関する規程」の中に、こういう文言がある。

チームは、所属選手でなくなった選手について、「離籍届出書(様式-1)」に所定事項を記入して、速やかにVリーグ機構に提出しなければならない。

所属選手でなくなった選手、というのは、何を以てそう定義するのか。まさか、そこまで、考えを巡らせるような状況になるとは、思いもよらなかった。

たとえば、所属チームのサイトからその名前がなくなったとか、所属チームのサイトで退団が発表されたとか、所属チームのホームゲームのポスターに写っていないとか、会場で売られているプログラムにその名前が載っていないとか、見に行ったチームの環の中にその姿が見られないとか。

でも、それは、ひとつひとつの状況でしかないというのである。あくまでもそれは状況でしかないというのである。「登録」上は。なので、実は、毎日足繁くLINEからぽちっとファン投票も出来てしまうのである。

その次なる展開を望もうとも、その一歩目が起こらないのである。

自分の中で、彩りとか、温度とか、かなりのものが、どこかに行ってしまった。そんな中で外もぐっと寒くなり、白いモノに包まれてしまっていた(このへんだけだがね)。
もうクリスマスも終わった。リーグも折り返し点を過ぎるだろうし、あたらしい年も明けるだろう。

何かは動いているのだろう。声を潜めているだけなのだろう。そうは思っている。ただ、定期的に、声をあげずにはいられなくなるのだ。(あ、あれですね、突然改行がなくなって息づかいが荒くなる、そういう種類の文章でしょうね。これって)。

まずは一歩目を待つしかないのである。そう書き切ることも、何かに障るのかなと、びくびくしながらも。