そのセルは保護されています
2017/18のVリーグ。開幕、したらしい。いつの間にか、ちょっとだけ休みにしていたDAZNの接続も課金も復活していた*1。
そこかしこで開幕の息吹やらドキドキやらに触れながらも、どうしてもこの身は固まってしまう。開幕まで残りわずか、という時期に、「え、今?」というタイミングでの突然の報せに触れて、はや10日が経つ。未だにことばはちゃんと遣えないし、不意に気を許すと急にこみ上げてくるものがあるのでそうそう気は許せない。
あたらしいシーズンのプログラムにも、チームの顔にも、その名はないという。どこかで何かがはじまるとしても、今季のものにはならないのだという、そういう覚悟は、どこかでしておくしかないのだろう。覚悟をしてでも、それでも、この時期に、今後の方向性について、『ちゃんと決めた』んだということを、今は、ただ、噛みしめつつ、次の展開をちゃんと待つことにしていたい。
熱く細やかなWeb対応に定評のある、郷里のバレーボール協会が、帯企画の「春高応援プロジェクト」で取り上げてくださった。動画公開は10/22-25。
http://mva-main.com/archives/1141
そこには所属は書かれていない。しかし、選手と書かれている。ボールの気配が動画の奥から漂っている。そして、その中で見る表情はどこか柔らかくも前へ向いている。
じゃあ、その保護されたセルがあたらしく編集されて出てくるのを、ただ、待つだけじゃないか。
そういう気持ちの中にある。