2017国体北海道ブロック予選＠小樽
たぶんきょうで全代表が出そろった。
この件について書くのは何度目か忘れたが、北海道における国体ブロック予選というのは、どうしても、ほかの地区とレイヤーが違ってきてしまう。
他県の場合は「どの都府県が出るか」なのだが、今のところ北海道は「北海道は出るんだが、どのチームが出るんだかわからない」のである。そのあたりのところは3年前に書いたが、思うところは当時と変わらないし、年を追うごとに強く思うようになっている。
勝ったチームとその選手しか出られないのが、やっぱり何とももったいない。ほんとうに口惜しい。
…という気持ちを根っこに持ちながら見た２試合だった*1。
北海道代表として出場することになった、男子・ヴォレアス北海道、女子・北海道学生選抜が、本国体で存分にその力を発揮できるように願うばかりである。
男子1回戦
男子代表決定戦
ヴォレアス北海道 3-2 北海道学生選抜
16-25 26-24 23-25 25-20 15-8
V)6S中村 5家近 9加藤(2S-:18倉内) 4古田 16杉谷 3田城 L11藤村
学)10栗原(北海学園1) 8曽山(北翔1) 3柳町(東海3) 2戸田(東海3) 9小泉(北翔1) 11横山(北翔2) L12早坂(札大4)
一言では書ききれない。それぞれのチームを1か月近く前に留萌で見たのだが、それぞれに、その時と比べ物にならないくらい、チームがかっちり纏まって機能してきて、それゆえに実にすさまじい試合を見ることができた。
どちらかが負けるのが悔しい試合だった。
それぞれに見せ場があったのだが、第4セット終盤、そのまま押し切りそうになっていた学生選抜の息の根を止めるがごとく、家近のサーブが突き刺さり、一気に形勢が逆転した。鳥肌がたった。一気にフルセットにもつれ込んだこの試合を前に、ついつい呟いてしまった。
結果的にどちらにとっても宝になる試合だったらいいのだが、やっぱりもったいないよなあと、二言目には口をついて出てしまっていたのである。
取り急ぎ。
*1:学生選抜はもうひとつ大会があるという話を小耳にはさんでいるので、そこで目いっぱい、今日のような試合を重ねてきてほしいのだ…
