/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

第7回 全国6人制総合男女優勝大会 北海道ブロック地域リーグ

ことしもその大会を観に行った。(去年)会場は東海大学札幌校舎だが、去年とは異なり、旧(といってもタラフレックス常設だし明るい)体育館だった。
出場したのはアイ・ディー・エフ、北海道クラブに加え、この大会が初陣となったSafilva(サフィルバ)北海道。3チームでのリーグ戦の末(というか、最初の2試合で決まったという説はあるが)、Safilva北海道が優勝した。去年もそうだったのだが(しかもことしは既にアイ・ディー・エフが出ているわけだし)、東部・西部リーグのあとにこの大会がおこなわれるのがやっぱり今回も謎だったのだが、どうやら、北海道においては「次の出場に向けての大会」という位置づけのようではある。事実、閉会式のときに、今回優勝したSafilvaが次回の東部決勝リーグに出るということが発表されていた。今回出場し、来週のグランドチャンピオンマッチに進出することになったアイ・ディー・エフに続けとばかりにだ。

確か、SafilvaがVリーグを目指すということが報じられたのは、実は、ヴォレアス北海道よりも早かったと記憶している。その概要がなかなか公にならないのでここでの記載を控えていたのだが、もともと育成世代においての表立っての活動が先行していたように思われる。そして「いよいよトップへ」ということなのだと思われる。

各試合の結果などをざっくりと。

Safilva北海道 2-0 北海道クラブ

25-20 25-15
初陣であったSafilvaが、がががががっと攻め入る展開。Safilvaのキャプテンになった青島とか、アイ・ディー・エフで出ている家近とか、かなりいろいろ抜けた感のする北海道クラブだが、既に老獪という域に達する方の渋い活躍と、若い選手の中にある旨味、渋み(それが、どういうわけか)と、いい感じに融合しているんだということを感じたのは、次の試合で、だった。

Safilva北海道 2-1 アイ・ディー・エフ

29-31 25-20 25-21
S)7S十良澤 1青島 10中堀 4出崎 12河西 14豊福 L3高木
I)14S山口 16家近 19加藤 3柳町 17戸田 8野坂 L12白石
Safilva、しばしばセッターが#2巌城になったり、MB中堀→#13原田になったり(今回北海道クラブにいたぶらざーもそうだが、器用なんだな。だからこそ兄弟でツーセッターみたいなことになってたのかね学生の折)。一方のIDFは、第2セットで半分以上メンバーが入れ替わって、第3セットで戻したりしていた。なんというか、中盤以降、ただただSafilvaが良かったという感。どんどん見るものを惹きつけていくつよさがあって、応援に来ていた少年たち*1が目を輝かせていたし。
IDF、本日はセッター山口ひとり。

北海道クラブ 2-1 アイ・ディー・エフ

25-20 28-30 25-20
どうしてもこの試合フルセットで見たくて、第2セットはけっこう叫んでいた感があるなぁ。IDFは(君津でそうだったと聞いたが)、この試合通して、リベロはレセプション白石、ディグ藤村、というように、スイッチしていた。白石は白石だったんだけどもうちょっと白石だったら良かったのかなぁという感じに見えた(ちょうしてきないみで)。チームとしても、照準の合わせ方とか、そういうのはあったのかなぁなどと邪推するところはあった。にしても、道内でこれだけ手に汗握るガチな戦いが見続けられる機会というのは、ほんとうに貴重でありがたくて。
#ウソのようなホントの話として、実は今日初めてミハラサン見ました。こうやって引き込まれるんだなぁと思いました。

どの試合もそれぞれに見せ場たっぷりで面白くて、見ながらしばしば叫んでいた。しゃしんは追って。

*1:アンダーカテゴリーのみなさま