/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

チームには、なんにんいたらいいのだろう

昨日、Bリーグで、レバンガ北海道が「7人で」勝ったという。ただし、今のBリーグの規定に照らすと、「7人で」勝つことは不可能だ。ベンチには10人はいなければいけない、というのが今季Bリーグの規定にはあり、レバンガ北海道の登録選手は全部合わせて10人である。チームは「10人での勝利だ」と書いているし、ベンチには10人いたけれども、怪我をしていて試合に出られない選手は、その中に3人いる。なお、バスケで一度に1チームがコートに立てるのは5人。

レバンガは、以前、ベンチ9人で戦って、リーグからの制裁を受けた。そのとき、それがこのリーグでのルールだというのは承知しつつも、「そうはいっても試合に(物理的に)出られない選手をベンチに入れてたらOKってのはどうなんだろう」という疑問は湧いていた。そして、やっぱり今もそう思っている。いくら10人ベンチにいても、やっぱり「7人で」という感覚になっちゃうし、そこで(どういう手を打てるのかはよくわからないけれども)その状態でリーグが続いていることには、やっぱり不安というか、不満というか、そんな感覚はあるのだ。

そして、ふと思った。いろいろな競技で、コートに立つ人数を除いて、何人くらいが必要なのかな…と。

6人制バレーボールの場合で、ベンチ入りは12乃至は14人(リベロの人数によるところはある)が上限だ。下限は6人。ハラハラするけれども、そういう試合を見たことは、ままある*1。バレーボールの場合はセットあたりの交代数に上限があるのだが、上限がない競技だとまた変わるだろうなとか、さらに絞られるとまた変わるのだろうなとか(サッカーは試合を通じて切れるカードが3枚とか、そういうのね)。バスケの場合は交代回数に制限はないのだが、それでもひとりひとりの役割がはっきりしている分、人数×2は必要になるのかなとか…(フットサルみたいに丸ごと総取っ替えはあんまり見ないけど、チームによってはそれに近いことはあるのかなぁとか)

前に「6人制が盛んなところと9人制が盛んなところってどうして分かれるんだろう」と考えたときに、ところによっては9人制には人数が足りない、という場合がままあるということなんじゃないかなと思って、案外それは当たらずとも遠からずとも聞いた。監督の采配にもよるんだろうけど、「なんにんいたらいいのだろう」って、けっこう、夜更かしに好適な(いやねるけど)奥の深いテーマなのかもしれないなぁと思ったりしているのだ。


[本文としゃしんは関係あるかどうかわからないことにする]

尤も、登録選手の人数という話になると別な側面があるなぁというのは思う。何回か話題に上った気がするが、総ての試合に総ての選手が参画出来ないタイプのチームだと、ある程度多い人数を登録しておくということがあるようなのだけれど、運営側がしばしばこれを絞るような方向性を打ち出そうとしているときはあるようで…うーむ、とね。なお、総ての試合に総ての選手が参画出来ない、というのと、おるすばんが発生する、というのは、わたしの脳内では別件である、ということを、なんとなく付記しておく。

*1:ああ、きたえーるであの6人湖陵を見てからもうすぐ5年