/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

この場所で5年

本日は月曜日。5年前、2011年10月17日も月曜日だった。ちょうど、やっぱり前の日は関東1部の最終日だった。現地でそれを見て、翌日飛行機に乗って、生まれたまちに戻ってきたところだった。
とうきょうでは息を吸うようにバレーボールを見ていた。こちらに来てどうなるんだろうかと思っていた。見られる機会は極端に減るのかな、という気持ちがあった。どうしてどうして。

自分にとってこの場所は、それでも、やっぱりちょっとバレーボールが足りなくて、今もしばしば遠くに見に行ったりしている。バレーボールの国内リーグがおこなわれる時期は、やっぱり雪に埋もれるし、なかなか身動きが取りにくくなる。チームはないし、Vリーグもなかなかやってこない。やってきたらきたで、3月下旬に大雪に見舞われるなどということになる。いい選手がいるのに、みんな遠くへ行ってしまう。

びっくりした。しばしばクラブの大会などで拝見するアイ・ディー・エフが母体となって、あたらしい法人を立ち上げて、Vリーグ入りを目指す(スーパーリーグ云々はひとまず措いておくとして)という報道が、いつも情報が早い報知北海道から流れてきたのである。

旭川で11年に創立、全国大会経験もあるクラブチーム「アイ・ディー・エフ」を母体に、新しく一般社団法人北海道バレーボールクラブが運営団体となり、チーム名は「ヴォレアス北海道」とし、近日中にVリーグ機構に準加盟申請を行う。

【バレー】旭川市にVリーグ男子目指し新球団誕生

北海道の先達(ほかの競技のプロなどの)チームは「北海道全域がホームです」といいつつ札幌に拠点を置くところが多いのだが、このチームは旭川を拠点とするということ、といいつつ監督は東海札幌の春間監督が兼任するということ、もともとのIDFのメンバーとか合成を退団して北海道に帰ってきた加藤伊織(考えてみればこのひとのことをいちばん最初に記事にしたのも報知北海道だったんだなぁとか→東西対抗 - /ja あやつる YmrDhalmel)とか、東海札幌の学生も何人か参画したりするのかなとか、そういうことであればことしはあの大会に出るんだろうけど昨年度みたいに舐めた時期に開催するなどということは出来ないのだろうなとか…いろいろ頭を巡る。IDFは天皇杯北海道ブロックラウンド(10/29、月形。わたしは行けない)に出るのだが、そこでなんというかNUDEさんとゼルバさんの関係性?を思い出したり出さなかったり。

いろんなことがどう変わるのか、動くのか、住んでいながらその動向を見守れるところがまた増えるのかなと、ちょっとわくわくし始めた。いつか、今自分が見ている、応援しているチームとたたかうこともあるのかな…などと、留萌で見た、サンガイアと北海道の選手との触れあうシーンを思い出したりもした(そういえば、IDFとも留萌で練習試合したんだったなぁ)。

しかしなぁ。何せ、こちらに全国に打って出るチームが出来るのが、東部地域リーグ女子にいた「たくぎん」以来なもので、それがどういうことになるのか、全然ピンとこないのだ。知らず知らずのうちに、バレーボールって遠くに見に行ったり来るのを待ったりするものだと思っていた節があるからのぉ。