/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

山の日に

本日は、初めての「山の日」なる祝日だったのだが、この機会に行ってみようと思っていたところへ足を向けた。とはいえ、オリンピックをゆるゆると見ていたらほどよい時間になってしまい、予定していたよりもバス2本(=約2時間)くらい遅い出だしになった。

石狩浜に行ってみていた。バスを終点で降りてから、だいたい15分くらい歩くと、灯台が見えてきた。


この界隈が「はまなすの丘公園」というところで、時期が良いとハマナスをはじめ、いろいろな花がカラフルに咲いているのだそうだが、ちょっと来たのが遅かったようだ。花は素直にもうちょっと前の時期(6〜7月がいいみたい)に見るのがよさそうだということである。すっかり界隈はススキ全盛で、なかなか海が見えるところに辿りつけず(石狩川の河口付近なのである。どこまでが川でどこまでが海か、というようなところではある)、どこへ来たのだろうという気持ちに、しばしなっていた。

案内に沿って暫く歩いていったら、ようやく海が見えた。海といえば(?)かもめを撮るのもたのしみで、きょうは撮れたし見られたのだが、実はこの日の空には、かもめではなくて、ヘリコプターの存在感が大きかった。バスを降りてこのかた、上空をひっきりなしに複数のヘリコプターが飛んでいたのだ。

砂浜に足をちょっとだけ入れて波を恐る恐る感じるだけ感じて戻ってきて、ハマナスのソフトクリーム(?)をいただいて、それから帰りのバスに乗ろうとしたら、海水浴場のほうから来た人が興奮して「事故があったんですって?」と話しかけてきた。確かにヘリコプターとか消防車とか救急車とか警察の人とかカメラクルーとかが、浜のまわりにいろいろいた。あとでニュースでその痛ましい事故のことを知り、水の存在感と恐ろしさを思った。なんと言ったら良いか、今となってはことばがない…のだが。

わたしにとっては、やっぱり海は非日常である。

本日のかもめ選手。