せめて、愛していてください。そうすれば、きっと。
こんなん久しぶりだな、と思う。音も立てずに、そうなりました、という、報せだけを受け止めたのは。
たとえばこのとき以来、みたいな。
これまでも、そしてこれからも、すこしでも前に - 別館TUV改
黒鷲が終わって、忘れた頃に響いた、退団のニュースだった。
一気に退団選手だけでチームが組めるくらいの人数だった。それも、さよならも言えずに、そのリリースを、文字として受け止めて、密やかに手を振るしかなかった。
今回サンガイアを去るひとも、そのくらいの人数になってしまった。その半数は、やっぱり、さよならも言えないひとになってしまっていた。いろいろな要素がありそうなのは、想像の範疇ではある。そして、その想像から、想像を膨らませて、ツッコむことが今出来る話かどうかは、よくわからないなぁという気持ちもある。
しかし、去年、そして、ことしにはいって、いろいろ気がついたことがあった。
そのときそのときの状況がどうであれ、何故そこにいたか、そしてそこで何をしたかったか、そして、何を愛しているか…。ベクトルが、どこかで交われば、きっと、どこかでまた、逢えたり、たのしくなったり、するんだろうなぁと。そして、そうあってほしいなぁと。
共通の言葉は其処にあるでしょ。だからさ。
そのことを、何度も何度も繰り返しながら、最近は、過ごしていますよ。相変わらず、進歩のあるんだかないんだかたぶんないわたくしではありますが。