/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2016/17 Fリーグ ホーム開幕戦 エスポラーダ北海道-湘南ベルマーレ


Fリーグは先週代々木のセントラルで開幕し、今週から各地H&Aで熱戦が繰り広げられる。エスポラーダのホームゲームは6/18に美香保で行なわれた。別件とどうしようかと迷ったが、ギリギリに駆け込んでみた次第。地下鉄北24条駅から徒歩10分、ではあるが、それ以上に距離感があるのは気のせいだろうか。てくてく歩いて現地に赴くと、駐車場に入りきらない車の交通整理にかなり手こずっていたようにも見えた。

美香保に来たのは初めてではない。バレーを2回くらい見た。いちばん最近で2012年の天皇杯皇后杯北海道ブロックラウンドだと知って、あれ、そんなに経ってたかと驚いた。2015年におおきな改装があったと聞く。上履きは不要になったし(それが恒久的なものかはよくわからないが)、全体的にかなり明るくなった。

今シーズン、エスポラーダを見るのは初めてだったが、かなり戦力の入れ替わりがあったというのは、事前のニュースその他で知るところではあった。日本代表に出ていた関口と室田祐希がそれぞれ移籍した。ほか多々移籍や引退のニュースがあって、マッチデープログラムによると、6人だかの新加入選手があるという。サテライトからの昇格だったり、東京の大学から戻ってきてだったり、それぞれ、北海道に何らかのルーツを持つ選手の集まりであることにはかわらない。

美香保というハコが、いわゆるホームゲームの催行には小さすぎる感は否めない。「いつもカピオでやるサンガイアが桜でやる」感覚に、すごく似ている(前者が担保されなくなったのは残念だけど)。しかし、ハコが小さくなると、その中にコアな雰囲気が凝縮されるのも、そうなんだなぁと思った。ここでのコアは、こどもがいっぱいみている、というあたりだ。エスポラーダの選手たちは、紹介されてコートに入るときに、エスコートキッズひとりずつと必ず一緒に入ってきて、コート内外におじぎをする。その姿がすごくすきだ。

いろいろな競技を観戦することはあるのだが、このなんというか、ほっこりした空間は、ここのホームゲームの宝なのだと思う。

試合は二転三転攻守それぞれに見せ場のある好ゲームで、結局は4-4の引き分けだったのだが、心を惹かれ、また見たいと思うような、そういう締めくくりになった。斯様な試合の締めに、ナオト・インティライミの歌うテーマ曲はよくマッチする。