2016北海道春季リーグ最終日
留守にしていたホームへ。ここのところの最終日恒例北翔で。
しゃしん撮り過ぎてカオス(なので、ふりっかーいきにはちょっと時間がかかります)。というか、いろいろなところで、声をかけていただいて、驚くやら嬉しいやら。
東海札幌優勝おめでとうございますだが最終戦の北翔がすごかった。
下位リーグ
旭川医科大学 3-0 北海道大学
25-23 25-21 25-23
旭医)18中島 7S加藤 4霍田 2田畑 5田口 17高橋 L1目谷
北大)9伊藤 4松浦 5S前田 1宇野 14佐々木 8大塚 L2森川/18三宅
序盤から競り合った展開が続いたが、要所を旭医が押さえ、3連勝で順位決定リーグを終え昇格を決めた。
この結果を受け、北大は1部復帰への望みが絶たれた。残る1席は次の試合で決まることとなった。
北海道科学大学 3-1 北海学園大学
25-13 22-25 25-19 25-20
科学)3高木 12S伊庭 9山田 7前田 11日田 2豊福 L14平野
学園)1村上 2中堀 4山口 7前坂 6大野 11S平間 L3寺島
科学大は2セットを取れば残留となる。というところで第1セットを割と一方的な展開で取る。学園は第2セット、初頭から山口→#15佐藤にスイッチし、そのセットを取って残留への希望を繋いだ。しかし、科学大に一日の長があった感。MBを効果的に絡めてどんどん乗っていった。
科学大は最初の1部シーズンで残留を決めた。ダッシュがつかなかった印象(あくまでも結果から見てだが)があったが、秋はまた違ってくるのだろうか。学園は伸びしろしかないチームに見えるので、あくまでも、ここから。
上位リーグ
札幌大学 3-0 北海道教育大学旭川校
25-23 25-1? 25-23
札大)19S藤村 4大江 3佐藤健 6前田一 13鈴木 22岩澤 L9早坂
旭教)2S野澤 4平川 5田南部 6斉藤 8武田 13木下 L7佐藤
札大はいろいろなひとが出ていたが、書き留め切れていない。旭教はしばしば見せ場をつくったし、セット取れそうなところまでいっていたのだが、もうちょっとだった。
北翔大学 3-2 東海大学札幌校舎
19-25 25-17 17-25 25-22 21-19
北翔)11S池田 6杉本 2厚海 9安部 7小野 8佐藤 L12本間/15高尾
東海)13S杉山 26阿部誠 4阿部聖 22柳町 17戸田 3星 L6藤村
北翔が、ホーム結びの一番に出てくるのは昨秋に続いてのこと。北大で取ったメモと、今回の記録を見比べて、ポジションってなんですかと思ってみたりした(リベロが入るタイミングがわからんなってきてた)が、そんなスクランブル感が今の北翔のええところなのかもしれない。
ここまでセットを落としていない東海が、第1セットを先取した。しかし、じわじわと北翔がその力を見せてきて、第2セットを取った。全般的に「東海に勝つぞ!」というおおきな目標のもとにこの試合に集中してきている姿が、試合を経るごとに見えてきていた。リベロはレセプションが本間、ディグが高尾。それぞれの色が全然違って見えて、それがまたおもしろい。
フルセットに突入して、そこからも競り合う。東海が1点リードでコートチェンジして、そこからセッター杉山のサービスエースで一歩出たと思いきや、北翔がすぐさま追いついてきた。そこからはがっぷり四つである。デュース。息詰まる熱戦が続いた*1。最後はほんのわずか…だったのだろうか。北翔が抜け出した。
ぽっと最終日に見に来ただけなのに、こんな熱い試合が見られて…余韻がずっと残っている。
最終順位
(6位までが来季の1部)
なお、これまでは選手権の成績で決まっていた天皇杯・皇后杯ブロックラウンド出場権については、今回はリーグの成績が反映され、男子・東海大学札幌校舎、女子・旭川大学が推薦されるということになった。
そう。女子は旭川大が優勝なのである。北翔-東海(最終日、男女とも同じ組み合わせなのだった)終了後、ちょっとだけ見ていたのだが、力のあるチームだなと思った。岩教との直接対決を制して優勝を決め、その場で胴上げが繰り返される間、対岸のコートで涙が止まらない(まま、スタッフ引退のセレモニーに移っていった)岩教…なんというか、心に沁みるものがあった。このリーグを区切りとするチームや選手は、けっこういるようだ。