/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2015/16 V・チャレンジリーグI@三郷(うしろから3戦目)

前日ヴェルディがつくばに勝ち、チャレンジマッチ回避への望みを繋いだ。ここにきて、大分三好富士通が入れ替わった。それがよくわかるようなオキャクサマの姿を実感しつつも、熱い試合は続いた。
今回、関東に行って東京都に一度も足を踏み入れなかった。珍しいかもしれない。札幌は吹雪いていたと聞いたし、飛行機は若干遅れたし、自分が乗るのではない便は条件付き運航だったが、無事に帰着した。いよいよ、残り1週、残り2試合。

先に表を貼っておく。

しゃしんは大分に旅立つ前に、なんとか…→今のところ土曜日分のみ。2015/16 V Challenge League I | Flickr

富士通川崎レッドスピリッツ 3-1 つくばユナイテッドSun GAIA

25-23 23-25 25-20 25-20
T)10五十嵐 2宮下 3柴田 6瀧澤 7奥田(4S途中:25宮内) 12S中島(1S途中:19浜田) L24白石
F)14岩井 5横田 1中川 13杉本 6三芳(2S途中:10岡村) 16S新 L12芳賀

息の詰まる好ゲームであった。好ゲームだっただけに、その証を1勝というかたちで、せめて1ポイントというかたちで残せたらよかったのに。嬉しく、悔しい。
それぞれの選手の持ち味を引き出しつつその引き出しを最大限に活用する。いつでもそれがサンガイアのたのしいところで、今季初めてそれが見られたような気がする。殊に第1セット途中でセッターが浜田にスイッチし、その終盤から第2セット、点差はつき気味だったがその後のセットも、ずっと唸りっぱなしであった。印象に残ったプレイはいろいろあったのだが、ラリーのなかで、難しい返球から五十嵐渾身の二段、ちょっと短いかも、届いて…と思っていたそのパスに宮下が食らいついてバックから打ち切ったシーン。この日の宮下は31本の打数のうち、実に23本がバックからだった。こういうのもあった。

決めたのは、ここから飛び込んできたバックの宮下だった。ローテーションとしてはMBの位置に在るのだが、バックに下がると完全に別のモードを醸し出す。…なな、なんとタイムリーな!→ムセルスキーのバックアタックシステム - Stay Foolish


しかし、こちらが浜田ならあちらは新である。セッターの駆け引きとほんのちょっとしたところに覗く強烈なそのセッター自身の主張。トリック。フェイク。富士通は途中から入った岡村が実に響いた。刺さった。

前日、コートの中でちぐはぐ、ぎくしゃく。そういうサンガイアの姿はこの日見られなかった。だから、だからこそ…。

埼玉アザレア 3-0 東京ヴェルディ

第1セット、アザレアが先取したところでタイムリミット。その後展開に気を揉んでいたが、移動中の電車の中で、アザレアの勝利を知った。アザレアとサンガイアが入れ替わった。