/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

そこにあったんだ

週末にはいろいろな試合がいろいろな場所でおこなわれ、その様子はついったーなどで伝わってくる。それで、自分が見たわけではない試合についても、ある程度様子を知ることはできる。ありがたいことである。
かくいう自分自身は、ほんねんのえいぎょーはしゅうりょーいたしましたになった。年内あと2回くらい飛ぶ予定はあったのだが、いろいろあって白紙にした。自分が見たことを、見たとおりに、なにかに残すということは、暫くできそうにない(溜めているものがあるだろ、というツッコミは、常々自らにしている)。

試合会場に居合わせられない日に、どこかの様子を窺うタイミングというのも、そのときそのときによって違う。この週末、朝は、ちょうど試合が始まるか始まらないか、くらいから、昼くらいまで、ずしりとした所用の中にいた。

日曜日もだった。その前、試合が始まったころをちょっと追っていて、一進一退の緊迫した展開であることは伝わってきていて、その中で、今までこのリーグの中では切られたことのなかったカードが、監督の手から差し出されたのを知った。それから暫く、タイムラインを見る目は離れ、胸の片隅に何かを溜めていた。

食事をして、その場を離れて、ふとスマホを開いたときに、目に留まったのは、ヒーローインタビューのしゃしんだった。

その場で、目の当たりにして、ではなかった。だから「ここにあり−!」ではない。しみじみと、時間が経ってから(帳票に至っては、その日の総ての試合が終わってから、遅れて出てきたりしたわけで、監督のコメントが響いたりして)「ああ、そこに、あったんだ」と、からだのなかに暖かい風がながれているのだ。

まだまだいろいろなことが続く。その途上である。また、いつか、自分がその場に居合わせられたりするのだろう。その前にもいろいろあるのだろう。だから、このエントリだって、その途上に挿したピンのようなものなのかもしれない。ただ、そこに、ちゃんと挿しておきたかったから、そこにあることを、ちゃんとしるしにしておきたかったから、書いちゃった。