ティンカーベルも
ティンカーベルも、緑の残像を残しつつ、青赤に変身するというしらせに触れて。嗚呼なんという夢の国。
ひとつひとつを、たたかわせて、たたかわせては、たかめていく。その姿を見るのが好きだった。
大学の時に見て気になっていた選手だった。どこかで見られることがあるか、とは、折々に思っていたのだが、その場所がサンガイア、となって、そりゃわくわくした。そこからは、ほんとにほんとに濃い2シーズンだった。
もちろん、このひとに関しては「だった」で終わらせるつもりなど、さらさらなかった。7月に見たプレシーズンマッチのときに、その存在感というか、さらにいうと、チームから見ると依存性の高さというレベルで、目に物見せられたばかりだったから。次のシーズンに、なんとか希望をつないでいただけだったから。
まだまだ「奥村おらんサンガイア」というのが、全然実感として沸かないし、想像もつかない。発表された当日、当のサンガイアは深川に出向き、FC東京と練習試合をしていたというではないか。どんな塩梅だったのだろうか。それも、よくわからない。
サンガイアに於いてそういう存在になったところで、このふたつのシーズンを手土産にしての、いわゆる「卒業」とでもいうのだろうか。
日大4ヌケだったのか。うーむ。しかし、ここからチャージしてくれたりすると、ええなぁ。奥村が上に対峙する辺りが見てみたいのよ(自分が見られるわけではないが
いつか願ったことが叶うんだろうか。そういうことなのだろうか。
何にせよ元気で轟いていてほしい。そしてどこかでまた見たい。それだけだ。そしておたんじょうびおめでとう(何故か顔面にケーキを食らったところを想像しながら)。