/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

時計を止めるもの、動かすもの

なにはさておき、6月なのである。把握し切れていないいろいろなことと、滞っているあらゆる方面への感謝と、心にとどまったり掘り返されてきたりする思いや思い出と…混ざりながらぐるぐるしながら、カレンダーは日々めくられていくのである。

先週はかなり暑かったのに、急に寒くなった。またも松岡修造の動向に左右されているとか言われている。天気の悪い中、木曜から北大では学園祭が開催されている。街中でのおしごとが終わった足で、昨日ちょっと行ってみた。いつも体育館に行くときと同じように北18条駅まで地下鉄で向かい、そこからじわじわとキャンパスを南下していった。
男子バレー部が模擬店を出すと聞き、其処を目指しながら、どうにもならんのでその手前の店で暖かい飲みものを求めたりしていた。「寒いですね」と声をかけたら、「寒いですね」と返ってきた。土日が本番だから、そこに向けて暖かくなれば、とか、毎年こんな感じだから、とかそんな話をしていた。毎年…といっているそのひとのなかでは、学生生活は折り返しを過ぎているのかもしれない、と、あとあとしんみりとしたり、謎の「ホットスムージー」なるメニューが気になったり…していた。

無事にバレー部のところ*1に顔を出して、やきとりをつまみながら、しばし話をした。結局、自分は好きなものがすきで、その好きなものを見据えることで、いろいろなバランスを保っているのだ、というところに行き着くのかな、と、話をしながら思った。しゃしんを撮ったり撮られたりして、その場をあとにした。つぎの金曜日からの3日間が選手権である。抽選は本日、と聞く。

更に南下して札幌駅付近まで行くと、その界隈は留学生の出すブース。どのブースの民族料理も本格的で、また接遇があたたかく、大学という空間の大きさを思った。いつものように、北大キャンパスを抜けたその足でヨドバシに向かって、カメラを眺めたりする。次に撮るときはあの色じゃないんだよなぁ、などと、ふぅと大きな息を吐き出したりしながら。抜けられないんですね結局。

暫くはこんな日々だろうか。じぶんの時計は止まったり止まらなかったりしながら、それでも、じぶんは時間の中に流れていくのだ。

*1:医学部近辺の「ひよこ食堂」なる焼き鳥屋さん