2015春季・北海道順位決定リーグ1日目

噂のTOKAI ARENAでの開催。12時開始なので遅くなるとは思っていたのだが、予想以上に競り合って、いい時間になった。地下鉄真駒内駅から東海札幌に行く際に乗るバスで「南沢経由」と書かれているのは一見近そうで実は遠回りなのだよというのを、次に確認しようとする自分のために書き留めておくことにする。ただ、バスの中から見えるお花の数々は、どの花見てもきれいだった。バス停にあったチューリップを密やかに撮ってみたが、そういえば、歌に「赤白黄色」とあるけれども、白いチューリップにはなかなかお目にかかれないなという感想を抱いたわけであった。

夏にラベンダー畑が公開されている（と記憶していた）場所で、四高の新校舎工事がはじまっていた。校舎が出来る頃には校名が変わっているらしい。マジかよ。

下位リーグ（1-2部入替戦）

正直、「ここから1部に残るの2チームだけなの？マジなの？嘘じゃないの？えっ？」という心境である。恐らく明日くらいまで。

北海道大学（1部6位） 3-2 北海道教育大学旭川校（2部1位）

24-26 27-25 21-25 25-18 16-14
北大）2S河野 9梶尾（4S-:10宇野） 3伊藤 4松浦 1伊波 14佐々木 L5森川
旭教）4平川 6斉藤 10角田 11品田 3S野澤 13木下 L7佐藤

北大は正直かなり厳しい状況だ。更にスターティングメンバーが入れ替わり、前週までWSに入っていた#6神頭がベンチアウト、代わって梶尾が初スタメン。いつもアップゾーンの真ん中でいつも大きな声を出している選手である。旭教は2部リーグの時と同じ布陣。MBの攻撃（ことに#10角田）を積極的に攻撃に絡めてくるのが印象に残った。
旭教が1セットリードで迎えた第4セット頭から、北大は宇野を起用した。打数はそう多くはしなかったが、後衛から助走に入ってくるだけでも何かが変わった気がした。フルセットに持ち込んでのファイナルセットは一進一退の状況。先にマッチポイントを迎えた北大だったが、そこからデュースにもつれ込む。そのまま行きそうな勢いを断ち切った北大が、さいごはブロックでようやく勝利。

北海道科学大学（2部2位） 3-1 旭川医科大学（1部5位）

25-18 23-25 25-23 25-18
旭医）4霍田 9中島 8田口 17高橋 10水永 7S加藤 L1河原
科学）8白崎 7前田 6長谷川 5高木 9S山本 1豊福 L14平野

前の試合のフルセットを受け、「あれ、きょうは長くなりそうかも」という雰囲気の中ではじまった試合。科学大は昨年度からの校名変更（旧北海道工業大学）。2部のときは4年の#10西尾が出ていたがきょうは出ていない模様。
総じて、上手く言えないけど、勢いがあっておもしろい、と言いつつ科学大を見ていた感がする。がーっと騒いで叫んで笑っているうちに試合が終わった感。旭医もハレをつくるのは上手いチームだとは思っているのだが、ある意味呑まれた感もあり…。

[科学大の5セットマッチっていつ以来で見ただろう]*1

上位リーグ

東海大学札幌校舎 3-2 北翔大学

23-25 25-17 25-21 18-25 15-11
東海）3S山本 20戸田 11阿部（3S-4S途中：9星） 19柳町 15稲毛 2奥田 L14藤村
北翔）13三浦 11S池田 16福士 17小野 9安部 18杉本 L12本間

ギャラリーに切れ間のない多くの応援者が並んだ。かなりの数はお隣四高からだった模様。
最初からどちらも譲らない勢いで終盤まで進んだ第1セットを北翔が先取して以来、非常に力の入る試合となった。北翔から見れば、ほんとうに「もう少し」だった。その「もう少し」をなんとかしなければいけない試合だったのかもしれない。
北翔では要所要所で起用されていた上級生が非常によい働きをしていたと感じる。

札幌大学 3-0 北海学園大学

25-15 25-19 25-16
札大）5S十良澤 7浦 12佐藤健 4大江 2松田 6前田 L16早坂
学園）1武田 2中堀 4菅崎 7前坂 10大野 3S土持 L6村上

札大はトイードがベンチアウト。東海札幌戦で初めて出場した#2松田と、その松田と代わっていた#7浦のMB線。セッターはほぼ十良澤で、ときどき小野寺。
試合開始が18:30くらいだったが小一時間で終わってしまった。そういう試合だったが、北海学園もきょう初めて出場した#11野田（ワンポイントブロッカー）や第2セット途中で出場した#18黒川（MB）など、いろいろ実戦を積ませていた。札大は終盤に出場した#18岡野がマッチポイントからスパイクを決めた。

*1:実は墨田の全カレかなと思ったら、アレはグループ戦で3セットマッチだった件