軽々しいことは書けないので、噛みしめる週末へ
今季のチャレンジマッチは、全力で回避した。
昨季は最終戦から1週後。早めに「行く」と決めて、早めにもろもろの手配をした。「行くのだと信じ切っていた」部分はあった。ねがいは叶わず、気持ちを切り替えられぬまま、その日を迎え、会場に赴いた。そこにいていいのかどうか、という試合は、あるんだということに気がついた(遅い)。(現地で書いたエントリ→サビシイ、ダイジョウブジャナイ - /ja あやつる YmrDhalmel)
今季は、V・プレミアリーグからは中4週、V・チャレンジリーグからは中1週での本番ということで、もろもろが決まってから、出かけるのであればその手配を、と思っていた。手配をすることにはならなかった。
時間が合えばニコ生で見ることになるのだろうが、怖くて見られないかもしれない。
チャレンジからチャレンジマッチへ進出するチームは、大分三好ヴァイセアドラーと富士通カワサキレッドスピリッツ。富士通は2009/10以来5シーズンぶりのチャレンジマッチで、前回進出した際は大分三好と戦っていた。
つまり、そういうことだ。
前の年にあった久しぶりの「昇格」を受けての、この年だった。それからの5年の間に何がどう動いていたかということを、自分がちゃんと追えているかどうかと言われれば、怪しいものである。チャレンジマッチという場すらなくなったシーズンもあった。応援しているチームは2回チャレンジマッチに進出したが、それを目の前で見ることは叶わず、そして、その先へは突き抜けられなかった。それから…
だから、あの場所があったのかもしれない、という思いは、どこかにある。ことし初めて訪れた大分ホームゲーム。思ったことは書き尽くせず、からだの様々な場所に染みこんだままだ。
そのチームを応援している、というわけではないのに、何故気になってたまらないのだろう。
「いつか、その場所へ」ということばが、だんだん空回りになっていったところを、このシーズン見届けねばならなかった。昨季以上に、「その場所」への道が、まっすぐ見えてくる、そんなチャレンジマッチになってほしい、そう、勝手に願ってみているのである。
あのおゆをおもいだしながら。あのあおぞらをおもいだしながら。えがおがどこからやってきていたのかをおもいだしながら。