立場じゃないんだと思う
大抵、年末年始は駅伝をはじめとしててテレビをいろいろ見て、見る以上にあれやこれや要ること要らないことを考えて、そしてスタートする。ことしも概ねそうだったのだが、例年に較べて家にいる時間が少なかった、かもしれない。
三が日が明けたか明けないかくらいに、今海外チームにいる大学生選手が、当地のチームで出場したというニュースを耳にした。当地の様子は(別な機会だが)テレビで見たことだけあった。その熱さをなんとかこちら側でも再現させたいと思っているひとがいるのも識っている。
それはそれだ。
ただどうしても思うのは、「○○だから(または、じゃないから)甘い」なのかなぁ、ほんとに…ということである。○○の中には、プロ、だったり、学生、だったり、日本、だったり、いろんなことばが入りうる。ことばに括られる。括られるけれど、括られることにメリットはない。むしろ、何かを見えなくしているだけだ。
結局、現状では望むことがなかなか出来ない「立場」を取り上げて、その芝生の色を言っているだけじゃないのか。それも、すべてを見ている状況ではなくて。どこをどう見ていても、見ている場所は、それぞれに狭いものでしかないのに。
せめて、見る場所、見る場所で、それぞれの場所から感じるものを、まっすぐ素直に受け止めていければいいなぁ。少なくとも自分は。
春高が始まった。