/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

おらとサンガイア2014(前編)

1ヶ月前に見た試合のことをちゃんと書こうと思って画面を開いていたのだが、結局書けそうになかったし、このチームについて、ここまで、いろいろ考えて向き合ったシーズンも今までなかったから、いちどまとめることにする。
あくまでも、チームについて。

2013/14終盤

「今季のサンガイアはほんといいから、チームひとつになって進んでいくつよさがあるから。是非観に来て」
いつだったか失念したが、昨季、年が変わるか変わらないくらいから、サンガイアを応援するひとに言われていたのが、頭の片隅に残っていたのであった。昨季(2013/14)のV・チャレンジリーグは2013年12月に開幕していて、開幕週はたまたま全カレ滞在中でちょろっと見られたのだが、その週サンガイアは試合がなく。

で、一度ちゃんと見たいと思って、2月にカピオでホームゲームがあるのは把握していて、その週末動けるとわかったので予定を組んで、雪に降られた。それでも行って帰ってきて、そして(あ、先日のエントリと似てきた…)じわじわと、そのときにかけていただいたことばが、響いてきたのだ。

確かに、チームに、いろいろな動きがあった。コアなメンバーに学生が合流して寒い季節に入り、シーズンへ。それが常であったサンガイアが、いつもよりもかなり少ないメンバーで、しかし、ぎゅっとチームの真ん中に、炎のようなものがみえて、その炎がじわじわとみている自分をあたためていったのがわかった。
20140209|TUSG-OitaMiyoshi

既にシーズンは半分すぎていたのだが、また見たい、そう思って、その後急遽観戦の予定を足した。結果的に、非常に濃いところをおさえてしまった。どんなことばで表すのも陳腐で、そして、半年以上時間が過ぎた今も、きゅっと胸を締め付けられる。

チームの真ん中に在って、多くのファンを魅了し、この場所に引き込み続けていた加藤さんが引退するというのを、リーグが終わって暫くしてから知った。

黒鷲旗〜新体制旗揚げ

黒鷲旗。サンガイアが出場した最初の3日のうち、2日分の試合を見ることが出来た。最後の日を見られなかったが、それでも、あの場所に居合わせることが出来て、ほんとうによかった。
ただ、如何に「これが加藤さんのラスト」とはいえ、コートの中でも外*1でも、加藤さんの存在感があまりにも大きすぎて、いろいろむずかしいことを考えたりもした。今をどうその先に繋げていくのか、というようなことも、ちょっと考えの中に在ったりしたのかもしれない。

黒鷲で見た試合のひとつひとつが、鮮やかなシーンの連続であった。
20140501|Panasonic-TUSG

黒鷲が終わってしばらく(バレー自体の大きな波は続きながら)心のどこかがぼんやりしていた。6月にあったファン感謝菜やらパーティーやらの様子を聞き、さらに新体制の発表を聞く。どう考えてもチームというかクラブというか…に、大きな波がやってきている。それを感じつつ、新体制で初めての試合となる、POWER OF GREENを観戦。台風の進路が気に掛かったのだが、必死に逸れろと願った*2ら、逸れてくれた。その節はありがとうございまs

POWER OF GREENはえらく暑かったのだが、非常に熱い試合だったし、場の雰囲気がスタジアムのようだった。しみじみと、歌い、叫んだ。
20140712|TUSG-Verdy

初めてつくった横断幕に、全員のサインをいただき、次のシーズンに向けてがんばるぞー、おー、みたいな気持ちが高まった。その節はありがとうございました(ご協力いただいた方々多数!)。

結局書ききれなくて前後編に分ける(やりすぎ)。後編は留萌〜

*1:正面玄関入ってすぐのところにブースがあった

*2:背中のひとの涙ぐましい手信号